2019年09月14日16:27
令和元年7月イタリア旅行記~最終日編
7月29日(日) 20日目。(実質最終日)
翌朝10時には空港に向かう予定なのでし忘れたことがあるなら今日しかない、と若干無理やり仕納め感のあった日。
近所に素敵なバールがあるというので見に行くことに。

市内からクリストフォロコロンボに入って程なくしたところにある閑静な場所のロータリーに面した大き目のバール。

綺麗なショーケースに入っているのはいつものコルネットやボンボローネだけではなくケーキも多種多様。

ジャックの店で働いていた妻はチョコレートにうるさいのですがココのものは一目置けるとのこと。

ワインの品揃えもその辺のワインバーには負けないラインナップ。それ以外のお酒もかなりしっかりと揃ってます。

ケーキの品揃えもパスティッチェリア並。
Pasticceria Bompiani
http://www.pasticceriabompiani.it/
車で移動してチェントロへ。車が入れるのは限られたところまで。チルコマッシモに留めて後は少し長めの散歩。

ヴィットリアーノも久しぶりに見るとなんか感じが違いますねぇ。

首相官邸の横らへんを通ってパンテオン方面へ。ここで一旦フランチェスコは何かすることがあるそうで離脱です。

ずっとパンテオン近くで働いていたにもかかわらずココには入ったことがありませんでした。

裏手の通りではありますがどチェントロ。生活スタイルが違うと見えるものまで違っていた典型的なパターン。

世界観がしっかりしている上に自信溢れるお店の経営方針が随所にみられます。勉強になります。
Moriondo & Gariglio
http://moriondoegariglio.com/

ローマならではの光景。
ピアッツァ・ミネルヴァというパンテオンの裏側にある広場で演奏している人に足が止まります。

お供しているワンコはエロス君。オスで人間の女性が好きだから、と飼い主の演奏者(笑)。

知らないアーチストですがチンツィアは気に入ったらしくCDを購入。

パンテオンからすぐのピアッツァ・カプラニカ。こんなところにも今の流れを感じます。

住んでいたときはこのガレリアを見上げることもなかったんでしょう、こんなにカッコ良かったんですね。

Via del Tritone(トリトーネ通り、バルベリーニ広場からサン・シルヴェストロ広場までのバス通り)にある無印良品。
なぜか薄暗く、エアコンが効いていなくて加湿器が炊かれてアジアっぽい空気感が出てましたね。二人は結構来るらしくて良く知ってました。

久しぶり&今回の旅行で初めてのスペイン広場。人の多さは相変わらずですが階段に座ることも出来なくなって取り締まりの警官が何人もいるのが『平和な仕事だよ』とフランチェスコ。まあその通りなんですが(笑)。

この職業の人たちの傾向として3人以上で必ずおしゃべりしています。

それは立場が少し違っても同じようです(笑)。

預かってもらっていたものを引き取るのと最後の挨拶にジャックに会いに。
ジャックも菓子職人には違いないので今朝方のバールのスイーツ類のことで意気投合。

どうでも良いんですがジャックの店のエアコンの名前がHOKKAIDOって。そりゃ効きそうな名前(笑)。
何回も邪魔したね、ありがとう、ジャック。
予約してくれていたレストランでランチです。

繰り返しになりますがここもほぼ毎日通っていた道に面しているにもかかわらず知りませんでした。
フランチェスコのソムリエ友達のお店です。

場所柄観光客9割、8分ローマ以外のイタリア人、2分ローマ人の客層らしいのですがローマ料理専門店です。


ビオワインが好きなソムリエさんらしく勧めてくるのはすべてラッツィオの自然派ワイン。やさしく滋味溢れるものばかりでした。

塩気がガツンと来ましたが今回の旅行でも1,2を争う気に入った食べ物。アッラ・グリーチャ。シンプルだけど歯応えと温度が抜群のタイミングで出された満足感は最高の一言。
ご馳走様です。
Armando al Pantheon
http://www.armandoalpantheon.it/

今回街中でよく見かけたセグウェイですがこんな形のも。色々巧いことやってます(笑)。

フォンターナ・デッレ・タルタルーゲの伝説を話すのはチンツィア。

生まれてから100回は聞いたんでしょうね、オチまでキッチリ仕上がってます。

もうすぐ車に辿り着く手前で水分補給。みんな当たり前のように飲んでます。
家に着く直前に少し食べ物飲み物を追加するためにスーパーへ寄ります。

ご近所さんの散歩からの帰りに遭遇。名前を聞くのを忘れましたがとても大きくて強そうですが凄くスイートな彼。
ほんとにイタリアは犬を飼っている人が多くて羨ましいです。
帰ってきたら荷物が届いていたので何かと思ったら大量のワイン。
一緒に運び込もうと手伝ったら家ではなく階下の倉庫に搬入。

とても一般家庭だとは思えないワインセラーのその数5台。入り切らないものは箱ごと積んであるのは間違いなくうちの店より在庫は多かったです(汗)。
その中から何点かチョイスして今夜お披露目。



簡単な料理だといいながら手は抜かないチンツィア。

もちろんワインだけでは終わらないのがフランチェスコ(笑)。
最後の最後までご馳走様でした。
二人とも最高のホスピタリティで夢のような時間でした。
これで今回のイタリアの旅はお終いです。
帰りのフライトは順調過ぎてトピックスがありません。
香港の空港内が寒すぎたのと朝4時台のゲート前は誰もいなかったのが印象的です。

長いシリーズで中弛みしたところもあったでしょうがお付き合いありがとうございました。
書き切れなかった事だらけで残念ですが少しはイタリアの空気を感じてもらえたら嬉しいです。
もっと細かいことは臨場感溢れるお話が出来るお店のほうへ。
(完)
翌朝10時には空港に向かう予定なのでし忘れたことがあるなら今日しかない、と若干無理やり仕納め感のあった日。
近所に素敵なバールがあるというので見に行くことに。

市内からクリストフォロコロンボに入って程なくしたところにある閑静な場所のロータリーに面した大き目のバール。

綺麗なショーケースに入っているのはいつものコルネットやボンボローネだけではなくケーキも多種多様。

ジャックの店で働いていた妻はチョコレートにうるさいのですがココのものは一目置けるとのこと。

ワインの品揃えもその辺のワインバーには負けないラインナップ。それ以外のお酒もかなりしっかりと揃ってます。

ケーキの品揃えもパスティッチェリア並。
Pasticceria Bompiani
http://www.pasticceriabompiani.it/
車で移動してチェントロへ。車が入れるのは限られたところまで。チルコマッシモに留めて後は少し長めの散歩。

ヴィットリアーノも久しぶりに見るとなんか感じが違いますねぇ。

首相官邸の横らへんを通ってパンテオン方面へ。ここで一旦フランチェスコは何かすることがあるそうで離脱です。

ずっとパンテオン近くで働いていたにもかかわらずココには入ったことがありませんでした。

裏手の通りではありますがどチェントロ。生活スタイルが違うと見えるものまで違っていた典型的なパターン。

世界観がしっかりしている上に自信溢れるお店の経営方針が随所にみられます。勉強になります。
Moriondo & Gariglio
http://moriondoegariglio.com/

ローマならではの光景。
ピアッツァ・ミネルヴァというパンテオンの裏側にある広場で演奏している人に足が止まります。

お供しているワンコはエロス君。オスで人間の女性が好きだから、と飼い主の演奏者(笑)。

知らないアーチストですがチンツィアは気に入ったらしくCDを購入。

パンテオンからすぐのピアッツァ・カプラニカ。こんなところにも今の流れを感じます。

住んでいたときはこのガレリアを見上げることもなかったんでしょう、こんなにカッコ良かったんですね。

Via del Tritone(トリトーネ通り、バルベリーニ広場からサン・シルヴェストロ広場までのバス通り)にある無印良品。
なぜか薄暗く、エアコンが効いていなくて加湿器が炊かれてアジアっぽい空気感が出てましたね。二人は結構来るらしくて良く知ってました。

久しぶり&今回の旅行で初めてのスペイン広場。人の多さは相変わらずですが階段に座ることも出来なくなって取り締まりの警官が何人もいるのが『平和な仕事だよ』とフランチェスコ。まあその通りなんですが(笑)。

この職業の人たちの傾向として3人以上で必ずおしゃべりしています。

それは立場が少し違っても同じようです(笑)。

預かってもらっていたものを引き取るのと最後の挨拶にジャックに会いに。
ジャックも菓子職人には違いないので今朝方のバールのスイーツ類のことで意気投合。

どうでも良いんですがジャックの店のエアコンの名前がHOKKAIDOって。そりゃ効きそうな名前(笑)。
何回も邪魔したね、ありがとう、ジャック。
予約してくれていたレストランでランチです。

繰り返しになりますがここもほぼ毎日通っていた道に面しているにもかかわらず知りませんでした。
フランチェスコのソムリエ友達のお店です。

場所柄観光客9割、8分ローマ以外のイタリア人、2分ローマ人の客層らしいのですがローマ料理専門店です。


ビオワインが好きなソムリエさんらしく勧めてくるのはすべてラッツィオの自然派ワイン。やさしく滋味溢れるものばかりでした。

塩気がガツンと来ましたが今回の旅行でも1,2を争う気に入った食べ物。アッラ・グリーチャ。シンプルだけど歯応えと温度が抜群のタイミングで出された満足感は最高の一言。
ご馳走様です。
Armando al Pantheon
http://www.armandoalpantheon.it/

今回街中でよく見かけたセグウェイですがこんな形のも。色々巧いことやってます(笑)。

フォンターナ・デッレ・タルタルーゲの伝説を話すのはチンツィア。

生まれてから100回は聞いたんでしょうね、オチまでキッチリ仕上がってます。

もうすぐ車に辿り着く手前で水分補給。みんな当たり前のように飲んでます。
家に着く直前に少し食べ物飲み物を追加するためにスーパーへ寄ります。

ご近所さんの散歩からの帰りに遭遇。名前を聞くのを忘れましたがとても大きくて強そうですが凄くスイートな彼。
ほんとにイタリアは犬を飼っている人が多くて羨ましいです。
帰ってきたら荷物が届いていたので何かと思ったら大量のワイン。
一緒に運び込もうと手伝ったら家ではなく階下の倉庫に搬入。

とても一般家庭だとは思えないワインセラーのその数5台。入り切らないものは箱ごと積んであるのは間違いなくうちの店より在庫は多かったです(汗)。
その中から何点かチョイスして今夜お披露目。



簡単な料理だといいながら手は抜かないチンツィア。

もちろんワインだけでは終わらないのがフランチェスコ(笑)。
最後の最後までご馳走様でした。
二人とも最高のホスピタリティで夢のような時間でした。
これで今回のイタリアの旅はお終いです。
帰りのフライトは順調過ぎてトピックスがありません。
香港の空港内が寒すぎたのと朝4時台のゲート前は誰もいなかったのが印象的です。

長いシリーズで中弛みしたところもあったでしょうがお付き合いありがとうございました。
書き切れなかった事だらけで残念ですが少しはイタリアの空気を感じてもらえたら嬉しいです。
もっと細かいことは臨場感溢れるお話が出来るお店のほうへ。
(完)
2019年09月12日18:17
令和元年7月イタリア旅行記~シチリアからローマ編
7月28日(日) 19日目。(シチリア7日目からローマへ)

外から見たモンレアーレの宿、お世話になりました。
チェックアウトは朝10時なのでフライト時間にはまだ余裕があります。
レンタカーを返すのも普通ならすぐに終わりそうなもののココはイタリア、少し(だいぶ?)余裕を持っていく必要がありますがそれにしても中途半端なのでパレルモ市内をのぞいてみることに。

交通事情や車を留めることも考えて行きやすいココに。

ジェラートは安定のクオリティなのでもう画像はいいでしょう(笑)。店の前にいたものすごく愛想のいいこの子の写真をどうぞ。

こちらは基本セルフ。クレジットカードも普通に使える設備の安定感は以前から考えると凄い進化です。
ガソリンは日本よりやや高め。それでも今回は給油は2回だけ。チンクエチェント君、良い仕事してくれました。
思っていたとおりレンタカーの受付カウンターには気が遠くなるような人だかり。
時間はあるから待つのはいいんだけどせめて車を留めるところを教えてほしくて声をかけたらドイツ人のおじさんに、
『”#$%&’&’()!!』
と怒鳴られたのはたぶん『割り込むな!』ということなんだと思います。
慌てて中の人に一声でわかるフレーズで尋ねてさっと引いてきたら『フンッ』って顔されました。
並ぶとみんな気が立つんですね(汗)。
LCCに乗ると荷物の制限があるので基本的に預ける荷物は内容に準備するのですが(追加料金掛かるし)、今回は荷物を少し手に持っていくためにも早く来たのです。

きっちりパッキングしたダンボールに名前を全方向に書き込んだので間違えたり忘れたりしないだろうと思ったのですがローマに着くまでは不安でした。
その荷物を持ってローマの空港で電車のチケットを買おうとしていたら店の人に名前を呼ばれたのでびっくりしましたが(笑)。
空港についたら連絡して、と今夜もお世話になるフランチェスコ。近くの駅、オスティエンセまで迎えに来てくれました。
16時くらいなのですが今日は僕らのために仕事を早めにあがってくれたそう。今夜は同じコンドミニアムに住む友人たちを招待して一緒にディナーを予定しているのでその準備もあるから、と気も使ってくれます。なんていい奴(涙)。
2組の夫婦を招待するということで我々を入れて8人。ワインを選ぶのも大変だと思っていたら

なかなかのボトルを用意してました(笑)。

注ぐのも大変そうで(汗)




ゲストのご主人が作ったズッキーニが入ったオレッキエッテ


全部の写真を撮ったはずですがこれ以外は自分たち用。個人的にはお見せしますので直接来てください(笑)。

酔う前に撮った記念写真。
ご馳走様でした。
明日は最終日。
(続く)

外から見たモンレアーレの宿、お世話になりました。
チェックアウトは朝10時なのでフライト時間にはまだ余裕があります。
レンタカーを返すのも普通ならすぐに終わりそうなもののココはイタリア、少し(だいぶ?)余裕を持っていく必要がありますがそれにしても中途半端なのでパレルモ市内をのぞいてみることに。

交通事情や車を留めることも考えて行きやすいココに。

ジェラートは安定のクオリティなのでもう画像はいいでしょう(笑)。店の前にいたものすごく愛想のいいこの子の写真をどうぞ。

こちらは基本セルフ。クレジットカードも普通に使える設備の安定感は以前から考えると凄い進化です。
ガソリンは日本よりやや高め。それでも今回は給油は2回だけ。チンクエチェント君、良い仕事してくれました。
思っていたとおりレンタカーの受付カウンターには気が遠くなるような人だかり。
時間はあるから待つのはいいんだけどせめて車を留めるところを教えてほしくて声をかけたらドイツ人のおじさんに、
『”#$%&’&’()!!』
と怒鳴られたのはたぶん『割り込むな!』ということなんだと思います。
慌てて中の人に一声でわかるフレーズで尋ねてさっと引いてきたら『フンッ』って顔されました。
並ぶとみんな気が立つんですね(汗)。
LCCに乗ると荷物の制限があるので基本的に預ける荷物は内容に準備するのですが(追加料金掛かるし)、今回は荷物を少し手に持っていくためにも早く来たのです。

きっちりパッキングしたダンボールに名前を全方向に書き込んだので間違えたり忘れたりしないだろうと思ったのですがローマに着くまでは不安でした。
その荷物を持ってローマの空港で電車のチケットを買おうとしていたら店の人に名前を呼ばれたのでびっくりしましたが(笑)。
空港についたら連絡して、と今夜もお世話になるフランチェスコ。近くの駅、オスティエンセまで迎えに来てくれました。
16時くらいなのですが今日は僕らのために仕事を早めにあがってくれたそう。今夜は同じコンドミニアムに住む友人たちを招待して一緒にディナーを予定しているのでその準備もあるから、と気も使ってくれます。なんていい奴(涙)。
2組の夫婦を招待するということで我々を入れて8人。ワインを選ぶのも大変だと思っていたら

なかなかのボトルを用意してました(笑)。

注ぐのも大変そうで(汗)




ゲストのご主人が作ったズッキーニが入ったオレッキエッテ


全部の写真を撮ったはずですがこれ以外は自分たち用。個人的にはお見せしますので直接来てください(笑)。

酔う前に撮った記念写真。
ご馳走様でした。
明日は最終日。
(続く)
2019年09月10日17:45
令和元年7月イタリア旅行記~シチリア編⑥
7月27日(土) 18日目。(シチリア6日目)
予定通り休養日。
というか、『しなければいけないことのない日』なので折角来たMonrealeモンレアーレを見てみることに。

宿の窓から望むパレルモ市内。
向かいの奥さん(先日助けてくれたおばちゃん)に話を聞くと、『狭いから30分あれば全部見られるわよ』とのこと。

↑宿のベランダから。真ん中の日除けのお宅がおばちゃんの家。
謙虚なのか狭い町に飽きているのかやや投げやりですが確かに地図上では端から端まで10分掛からなさそうです。
ひとまずみんなが集まっていそうな大聖堂広場へ。大聖堂は1182年に出来たというから800年以上前。想像を絶します。

朝一番だったからか人がまばらですね。
狭いといったのは丘の上にある大聖堂を中心とした歴史地区のことでコムーネ(行政地区)としてはそれなりに大きいので人口は約3万9千人とか。大聖堂を含め2015年にパレルモの建造物群らと世界遺産に登録されたそうです。予期せぬ世界遺産めぐりが出来てちょっと得した感じ。
路地の奥に出しっぱなしの本屋さん。盗られる心配より雨が心配ですが。

無理やり繋げた感じの建物。車が通れるだけのトンネルは開けてありますが背の高い人は当たりそう。

丘の上に作られた町なので坂道も階段も多いです。


たしかに30分で1周出来ましたね(笑)。廻っただけだったのでじっくり見たかったですけどね。
そしてお買い物。
ローマでもほとんどショッピングをしなかったのでちょうどいい時間だと思ってパレルモ市内へ。
そしてまたカンノーロの定点観測(笑)。

Spinnatoスピンナートは古くて大きくて場所がいいから有名なのでベタでミーハーだという人もいますがそんなことはないです。

それだけで商売やっていけるほど甘くはありません。

安定の満足感。ありがとう、また来ます。
Teatro Massimoマッシモ劇場の前は歩行者天国になってますね。


通り沿いのお店が外にテーブル出していい雰囲気です。

ココは行っておきたかったのですが仕事ではありません。色々あってもう以前のお店ではないのですが内容はそのまま引き継いでいるそうです。
そしてこのお店も。

今まであったパレルモの帽子屋さんとは少し違っておしゃれな感じです。
オーナーとやり取りして今後何か出来るか・・・・今後の展開をご期待ください。
夕飯に、友達に勧められたお店に行こうかどうか迷ってました。なぜなら家のご飯が好きだから(笑)。
一応行ってみました。

軽くどんなものがあるのか調査程度にビールだけでアペリティーヴォ使いで引き上げます。

業態は悪くないのですがオーナーらしき男性の感じが『物凄く』悪かったのでお勧めしません(笑)。写真の彼は唯一ちゃんとしてくれたウエイターです、名誉のため(笑)。
気になる方はチャレンジしてみてください(自己責任)。
何もしてないつもりでも焦らず予定を詰め込まなくても体に負担かかっているのが長旅後半戦。
明日はローマに一旦帰ります。
(続く)
予定通り休養日。
というか、『しなければいけないことのない日』なので折角来たMonrealeモンレアーレを見てみることに。

宿の窓から望むパレルモ市内。
向かいの奥さん(先日助けてくれたおばちゃん)に話を聞くと、『狭いから30分あれば全部見られるわよ』とのこと。

↑宿のベランダから。真ん中の日除けのお宅がおばちゃんの家。
謙虚なのか狭い町に飽きているのかやや投げやりですが確かに地図上では端から端まで10分掛からなさそうです。
ひとまずみんなが集まっていそうな大聖堂広場へ。大聖堂は1182年に出来たというから800年以上前。想像を絶します。

朝一番だったからか人がまばらですね。
狭いといったのは丘の上にある大聖堂を中心とした歴史地区のことでコムーネ(行政地区)としてはそれなりに大きいので人口は約3万9千人とか。大聖堂を含め2015年にパレルモの建造物群らと世界遺産に登録されたそうです。予期せぬ世界遺産めぐりが出来てちょっと得した感じ。
路地の奥に出しっぱなしの本屋さん。盗られる心配より雨が心配ですが。

無理やり繋げた感じの建物。車が通れるだけのトンネルは開けてありますが背の高い人は当たりそう。

丘の上に作られた町なので坂道も階段も多いです。


たしかに30分で1周出来ましたね(笑)。廻っただけだったのでじっくり見たかったですけどね。
そしてお買い物。
ローマでもほとんどショッピングをしなかったのでちょうどいい時間だと思ってパレルモ市内へ。
そしてまたカンノーロの定点観測(笑)。

Spinnatoスピンナートは古くて大きくて場所がいいから有名なのでベタでミーハーだという人もいますがそんなことはないです。

それだけで商売やっていけるほど甘くはありません。

安定の満足感。ありがとう、また来ます。
Teatro Massimoマッシモ劇場の前は歩行者天国になってますね。


通り沿いのお店が外にテーブル出していい雰囲気です。

ココは行っておきたかったのですが仕事ではありません。色々あってもう以前のお店ではないのですが内容はそのまま引き継いでいるそうです。
そしてこのお店も。

今まであったパレルモの帽子屋さんとは少し違っておしゃれな感じです。
オーナーとやり取りして今後何か出来るか・・・・今後の展開をご期待ください。
夕飯に、友達に勧められたお店に行こうかどうか迷ってました。なぜなら家のご飯が好きだから(笑)。
一応行ってみました。

軽くどんなものがあるのか調査程度にビールだけでアペリティーヴォ使いで引き上げます。

業態は悪くないのですがオーナーらしき男性の感じが『物凄く』悪かったのでお勧めしません(笑)。写真の彼は唯一ちゃんとしてくれたウエイターです、名誉のため(笑)。
気になる方はチャレンジしてみてください(自己責任)。
何もしてないつもりでも焦らず予定を詰め込まなくても体に負担かかっているのが長旅後半戦。
明日はローマに一旦帰ります。
(続く)
2019年09月09日17:30
令和元年7月イタリア旅行記~シチリア編⑤
7月26日(金) 17日目。(シチリア5日目)
パレルモ市内を車で移動するのはそんなに苦痛ではないのですが、この街も一方通行やZ.T.L.(Zona a Traffico Limitatoゾーナ・ア・トラッフィコ・リミタート交通規制区域)などで入れないところだらけなのでなかなかめんどくさいんです。

が、市内は相変わらず自由です(笑)。
そして早速仕事です。

ここは兄弟でやっている工房なのですがお兄さんが不在でした。

ものすごい数の帽子に圧倒されますが限られた時間の中で選びます。

弟のSalvatoreサルヴァトーレ。お兄さんのCosimoコジモはどうやら高齢で体調も思わしくなく仕事に出ることがなくなったそうです。
彼も高齢ですのでこの先いつまで続けられるかわからないと不安なことを言ってました(悲)。
同じ通りにあるもうひとつの工房も覗いてみます。

帽子に囲まれているとどこの工房も同じように見えてしまいますがこちらのほうが小さい規模で女性が製作しています。なかなかの肝っ玉母さん、Ceciliaチェチリア70歳現役です。


そして合間に地元のジェラテリアの調査(笑) 来るたびお邪魔してます。
日が高いうちにもう一軒。
来ると連絡していたのにあのくそ親父・・・・

閉まってます。
仕方がないので引き続きパレルモ市内の食べ物調査継続(笑)。

ここもパレルモに来るたび寄ります。
小さいサイズのカンノーロもありそうなのですがショーケースにはありません(でかすぎ)。
恐る恐るお願いしてみるとちょっと躊躇しましたが快く奥から小さいカンノーロの皮(というのか)を持ってきてそれにクリームを充填してくれました。目の前で作ってくれた優越感、たまりません。


この子が作ってくれました。可愛い上に愛想も対応もいいのでパレルモに行ったら是非!

Cafe' Latino di Vincenzo Stira
https://cafe-latino-di-vincenzo-stira.business.site/
Via Vittorio Emanuele, 276
90134 Palermo PA
戻ってきても開いてなかったらまた明日にしようと思ってたら、

普通に仕事してやがる(苦笑)。
ライラ(犬)は覚えてくれていたかな?割と友好的です。

サクッと話して終了。ここは付き合いが長いので商談も早いです。
開いてたらの話ですが(苦笑)。
今回のミッションで一番重要なことを終えたので夕食は宿に戻ってリラックス。

レストランでする食事もいいのでしょうが長旅はまだ続きますので家のご飯(?)が一番です。
翌日はフリー。
休養とショッピングに充てようかなぁ。
(続く)
パレルモ市内を車で移動するのはそんなに苦痛ではないのですが、この街も一方通行やZ.T.L.(Zona a Traffico Limitatoゾーナ・ア・トラッフィコ・リミタート交通規制区域)などで入れないところだらけなのでなかなかめんどくさいんです。

が、市内は相変わらず自由です(笑)。
そして早速仕事です。

ここは兄弟でやっている工房なのですがお兄さんが不在でした。

ものすごい数の帽子に圧倒されますが限られた時間の中で選びます。

弟のSalvatoreサルヴァトーレ。お兄さんのCosimoコジモはどうやら高齢で体調も思わしくなく仕事に出ることがなくなったそうです。
彼も高齢ですのでこの先いつまで続けられるかわからないと不安なことを言ってました(悲)。
同じ通りにあるもうひとつの工房も覗いてみます。

帽子に囲まれているとどこの工房も同じように見えてしまいますがこちらのほうが小さい規模で女性が製作しています。なかなかの肝っ玉母さん、Ceciliaチェチリア70歳現役です。


そして合間に地元のジェラテリアの調査(笑) 来るたびお邪魔してます。
日が高いうちにもう一軒。
来ると連絡していたのにあのくそ親父・・・・

閉まってます。
仕方がないので引き続きパレルモ市内の食べ物調査継続(笑)。

ここもパレルモに来るたび寄ります。
小さいサイズのカンノーロもありそうなのですがショーケースにはありません(でかすぎ)。
恐る恐るお願いしてみるとちょっと躊躇しましたが快く奥から小さいカンノーロの皮(というのか)を持ってきてそれにクリームを充填してくれました。目の前で作ってくれた優越感、たまりません。


この子が作ってくれました。可愛い上に愛想も対応もいいのでパレルモに行ったら是非!

Cafe' Latino di Vincenzo Stira
https://cafe-latino-di-vincenzo-stira.business.site/
Via Vittorio Emanuele, 276
90134 Palermo PA
戻ってきても開いてなかったらまた明日にしようと思ってたら、

普通に仕事してやがる(苦笑)。
ライラ(犬)は覚えてくれていたかな?割と友好的です。

サクッと話して終了。ここは付き合いが長いので商談も早いです。
開いてたらの話ですが(苦笑)。
今回のミッションで一番重要なことを終えたので夕食は宿に戻ってリラックス。

レストランでする食事もいいのでしょうが長旅はまだ続きますので家のご飯(?)が一番です。
翌日はフリー。
休養とショッピングに充てようかなぁ。
(続く)
2019年09月07日18:52
令和元年7月イタリア旅行記~シチリア編④
7月25日(木) 16日目。(シチリア4日目)
今日はシチリアの東から西への大移動の途中で新しい取引先に立ち寄りたく、そこは移動距離の中間地点辺りなのでお昼過ぎぐらいには着きたいなと思い、約170km、ゆっくり行っても3時間あれば行けるだろうと思っていたのが間違いの始まりです・・・・・・・
Bronteブロンテの宿を出たのが10時過ぎ。
暑くもなく心地良い朝にブロンテ市街地を通り抜けてネブロディの山を越えるコースでiPadにグーグルマップを連続スクリーンショット。曲がり角や交差点、分かれ道ごとに続けて保存しているので完璧です。
ところが助手席のナビゲーターにはそれを理解する機能が備わっていなかったことを忘れていました(泣)。
方向音痴を絵に描いたような人には地図の連続写真がどこで繋がっているかわからないので結局僕が見ることに。
ブロンテ市街地を出るだけで30分掛かってしまいました。
それでも一旦出てしまえばあとは一本道・・・・・だと思っていたのもいろんな所に落とし穴が待っていました。
しかも途中で聞こうにも人がいない、店も無い。
曲がりくねった一本道を延々と進んでいるとシチリアらしい光景に魅せられ写真を取る余裕がありました、まだこの頃は。

何も無いこの景色。どこまでも続くワインディングロード。CMの撮影に来てる気分。

この丘を越えたら何が見えるのか楽しみの連続でした。

あの奥の黒い山を越えると海が見えるのかなとか想像して。

味のある木々の風景。

しかしどこまで行っても景色が変わらない・・・・

う~ん、あの黒い山も近づいてこない・・・・・
ちょっとだけ気が立ち並ぶ林の中を通り抜けるとそこに小さな町がありました。
不安になったので人に聞いてみることに。
タイミング良く交通警察らしい2人の女性が乗った車を発見。
結果・・・・
カターニアまで戻れ、そして高速に乗れ!
というのです。
ココに辿り着くまで既に2時間掛かってます。カターニアまで戻るとなると3時間以上掛かります。
いやいや、いくらGoogleが無茶言ってもそこまで変な道を勧めてくることないだろ!
この日の午前中を全否定するような提案は受け入れがたく、一旦落ち着いて作戦を練り直そうと。
途中まで合っていたはずなのに何かの歯車が狂ったのはどこだろうと考え直してとりあえずそこまで戻ろうと。
それでも30分は引き返します。しかも同じ何もない道を。
来るときには雄大な風景に感激さえ覚えていたのですがもはや苦痛(泣)。
トイレ休憩するところさえ見当たらないので焦ってきました。
そんな時、あるコーナーを曲がると出てきました!

ヤギの群れ!あっという間に囲まれました(汗)

ヤギのうしろについている車には若い男性が2人乗っていて半笑いでこちらを窺ってます。
もう運転席から手が届くところまでびっしりと埋め尽くされて車はそこから動けませんがヤギたちもマイペース。
立ち止まること3分ほど。ヤギの後ろからやってきたおじさんの車のほうがイライラしていて追い越すタイミングを狙っていたようで、僕らの車を避けるようにしたヤギの団体がそのまま片側車線に寄ったままになった瞬間に猛スピードと連続クラクションで追い抜いていきました。
ヤギの団体と遭遇すると対向で来てくれてよかったなんて初めて知りました(汗)。
ココかなと思ったところまで戻って、あるところをしっかり見ると肝心な標識を見落としていたことに気がつきました。
これのせいで1時間以上をロスしたわけなのは悔やんでも悔やみきれません。
まあそのお陰でヤギたちと遭遇できたんですが(笑)。
もうそこからは標識どおりに行くのですが、道の造りが今までと違い、凄く整備されているのです。
これは間違いなく町を結ぶ主要道路だと確信させるような道だったので、そこそこ時間は掛かりましたがどうやらネブロディ(山)は超えられたようです。
ネブロディ(山)を通り抜けたときに受けた衝撃エピソードを1つだけ。
ブロンテを出たあたりから何度も耳にしていたキーワード『San Fratello』でしたが街に入った瞬間受けた感動!
山の上に造られた街は宮崎駿の映画に出てくるような山肌にそびえ立つような街!
『次の角を曲がったらいい景色が出てきそうだ』を繰り返すうちに、断崖絶壁の横を通る下る道端に車を止めて撮影する度胸もなく通り過ぎてしまったのです。(なので画像なし)
これは次回必ず訪れなければ!
SanFratelloサンフラテッロで検索してみてください。
すでに連絡してあった到着予定時間は2時間を過ぎ、お昼ご飯も食べていないので疲労はピーク。
なんとかシチリアの北海岸沿いの自動車道に乗って数十分、もう少しだと思いながら一番の近道の高速道路に乗りました。ちょっとでも遅れを取り戻すためでしたが30分ぐらい乗りましたかね、あっけなく到着。
聞いてはいましたが場違いというか予定外、観光地でありビーチで有名な町Cefalu'チェファルーに。

僕はこのときジーンズを履いていましたがそれだけで違和感バリバリ。

ここには仕事です(笑)。

絵になります。

街中も完全に観光地仕様。

そんなど真ん中に今回のご新規さん発見。

ひっきりなしに入ってくるお客さん待ち。

そんな合間にもすることして話し合うこと話し合って次回に繋げられました。満足出来ました。
しかし長居は出来ません。
日が暮れるまでにパレルモに入らなければいけません。
しかもこれも初めて訪れる小さな街Monrealeモンレアーレ、パレルモ市街から車で15分ぐらいかと。
動物的な嗅覚で自動車道の下り口は見つけたのですが・・・・・
ものすごい狭い街過ぎて一方通行の道ばかりで、そこにあるのがわかっているのに辿り着くまでに街を1周したり。
予定到着時間は40分経過。
部屋の貸主が待っているはずなのにそこにはおらず。
そこに出てきたスーパー親切(おせっかい過ぎるかもしれないけどあの時は助かった!)な向かいの家のおばさんが貸主に連絡してくれるって!
待つこと5分。
本日の全工程終了は1時間オーバー。
ひとまずシャワーを浴びて街の様子を偵察。
おお、パレルモの夜景が見れるとは!

明日からは移動が市内だけなのでちょっと安心。
おやすみなさい。
(続く)
今日はシチリアの東から西への大移動の途中で新しい取引先に立ち寄りたく、そこは移動距離の中間地点辺りなのでお昼過ぎぐらいには着きたいなと思い、約170km、ゆっくり行っても3時間あれば行けるだろうと思っていたのが間違いの始まりです・・・・・・・
Bronteブロンテの宿を出たのが10時過ぎ。
暑くもなく心地良い朝にブロンテ市街地を通り抜けてネブロディの山を越えるコースでiPadにグーグルマップを連続スクリーンショット。曲がり角や交差点、分かれ道ごとに続けて保存しているので完璧です。
ところが助手席のナビゲーターにはそれを理解する機能が備わっていなかったことを忘れていました(泣)。
方向音痴を絵に描いたような人には地図の連続写真がどこで繋がっているかわからないので結局僕が見ることに。
ブロンテ市街地を出るだけで30分掛かってしまいました。
それでも一旦出てしまえばあとは一本道・・・・・だと思っていたのもいろんな所に落とし穴が待っていました。
しかも途中で聞こうにも人がいない、店も無い。
曲がりくねった一本道を延々と進んでいるとシチリアらしい光景に魅せられ写真を取る余裕がありました、まだこの頃は。

何も無いこの景色。どこまでも続くワインディングロード。CMの撮影に来てる気分。

この丘を越えたら何が見えるのか楽しみの連続でした。

あの奥の黒い山を越えると海が見えるのかなとか想像して。

味のある木々の風景。

しかしどこまで行っても景色が変わらない・・・・

う~ん、あの黒い山も近づいてこない・・・・・
ちょっとだけ気が立ち並ぶ林の中を通り抜けるとそこに小さな町がありました。
不安になったので人に聞いてみることに。
タイミング良く交通警察らしい2人の女性が乗った車を発見。
結果・・・・
カターニアまで戻れ、そして高速に乗れ!
というのです。
ココに辿り着くまで既に2時間掛かってます。カターニアまで戻るとなると3時間以上掛かります。
いやいや、いくらGoogleが無茶言ってもそこまで変な道を勧めてくることないだろ!
この日の午前中を全否定するような提案は受け入れがたく、一旦落ち着いて作戦を練り直そうと。
途中まで合っていたはずなのに何かの歯車が狂ったのはどこだろうと考え直してとりあえずそこまで戻ろうと。
それでも30分は引き返します。しかも同じ何もない道を。
来るときには雄大な風景に感激さえ覚えていたのですがもはや苦痛(泣)。
トイレ休憩するところさえ見当たらないので焦ってきました。
そんな時、あるコーナーを曲がると出てきました!

ヤギの群れ!あっという間に囲まれました(汗)

ヤギのうしろについている車には若い男性が2人乗っていて半笑いでこちらを窺ってます。
もう運転席から手が届くところまでびっしりと埋め尽くされて車はそこから動けませんがヤギたちもマイペース。
立ち止まること3分ほど。ヤギの後ろからやってきたおじさんの車のほうがイライラしていて追い越すタイミングを狙っていたようで、僕らの車を避けるようにしたヤギの団体がそのまま片側車線に寄ったままになった瞬間に猛スピードと連続クラクションで追い抜いていきました。
ヤギの団体と遭遇すると対向で来てくれてよかったなんて初めて知りました(汗)。
ココかなと思ったところまで戻って、あるところをしっかり見ると肝心な標識を見落としていたことに気がつきました。
これのせいで1時間以上をロスしたわけなのは悔やんでも悔やみきれません。
まあそのお陰でヤギたちと遭遇できたんですが(笑)。
もうそこからは標識どおりに行くのですが、道の造りが今までと違い、凄く整備されているのです。
これは間違いなく町を結ぶ主要道路だと確信させるような道だったので、そこそこ時間は掛かりましたがどうやらネブロディ(山)は超えられたようです。
ネブロディ(山)を通り抜けたときに受けた衝撃エピソードを1つだけ。
ブロンテを出たあたりから何度も耳にしていたキーワード『San Fratello』でしたが街に入った瞬間受けた感動!
山の上に造られた街は宮崎駿の映画に出てくるような山肌にそびえ立つような街!
『次の角を曲がったらいい景色が出てきそうだ』を繰り返すうちに、断崖絶壁の横を通る下る道端に車を止めて撮影する度胸もなく通り過ぎてしまったのです。(なので画像なし)
これは次回必ず訪れなければ!
SanFratelloサンフラテッロで検索してみてください。
すでに連絡してあった到着予定時間は2時間を過ぎ、お昼ご飯も食べていないので疲労はピーク。
なんとかシチリアの北海岸沿いの自動車道に乗って数十分、もう少しだと思いながら一番の近道の高速道路に乗りました。ちょっとでも遅れを取り戻すためでしたが30分ぐらい乗りましたかね、あっけなく到着。
聞いてはいましたが場違いというか予定外、観光地でありビーチで有名な町Cefalu'チェファルーに。

僕はこのときジーンズを履いていましたがそれだけで違和感バリバリ。

ここには仕事です(笑)。

絵になります。

街中も完全に観光地仕様。

そんなど真ん中に今回のご新規さん発見。

ひっきりなしに入ってくるお客さん待ち。

そんな合間にもすることして話し合うこと話し合って次回に繋げられました。満足出来ました。
しかし長居は出来ません。
日が暮れるまでにパレルモに入らなければいけません。
しかもこれも初めて訪れる小さな街Monrealeモンレアーレ、パレルモ市街から車で15分ぐらいかと。
動物的な嗅覚で自動車道の下り口は見つけたのですが・・・・・
ものすごい狭い街過ぎて一方通行の道ばかりで、そこにあるのがわかっているのに辿り着くまでに街を1周したり。
予定到着時間は40分経過。
部屋の貸主が待っているはずなのにそこにはおらず。
そこに出てきたスーパー親切(おせっかい過ぎるかもしれないけどあの時は助かった!)な向かいの家のおばさんが貸主に連絡してくれるって!
待つこと5分。
本日の全工程終了は1時間オーバー。
ひとまずシャワーを浴びて街の様子を偵察。
おお、パレルモの夜景が見れるとは!

明日からは移動が市内だけなのでちょっと安心。
おやすみなさい。
(続く)
2019年09月06日21:12
令和元年7月イタリア旅行記~シリチア編③
7月24日(水) 15日目。(シチリア3日目)
今日訪ねるワイナリーはゾーンとしては前日訪れたSolicchiataソリッキアータと程近いのですがどうやら丘の中腹にあるようです。

こんな標識が出てきました。
そしてこれ。

中間の写真を撮れなかったのが説得力に欠けますが、なんと平然と牛たちが道を歩いていくべきところに移動しているんです。しかも人間の姿はありません、彼らの意思で移動してました。
シチリアは牛も自由です。
約束の時間にまたもや遅れてしまったのですが(ええ、迷いました)、無事到着。

名門、Passopisciaroパッソピッシャーロです。
門にあるインターホンを押してみるのですがまったく反応がありません。

中から作業している音が漏れ聞こえてくるので誰かいるのは間違いありません。

何度押しても反応がないので建物の周りをぐるっと廻ってみたのですがどこにも人の姿はなし。
諦めずにしばらく押し続けるとようやく応えてくれました。
が、担当者じゃないらしくよく伝わってなかったようで前日のGinaから予約が入っているとかの事情も知らない様子。
とりあえず受け入れてくれるとのことで仰々しく門が開かれ中へ。

よく手入れされたこじんまりした庭園などがありますがここでも人影はありません。
音がするところを目指して勝手に入っていきました。

中では二人先客がいるようです。
途中から入っていったので中断してはいけないと思い、挨拶もそこそこに説明を聞きます。
真面目そうな若い女性が淡々と話しているのを聞いて回ります。

意外と手作り感ある資料。



貯蔵庫は夏の暑い外から入るとかなり涼しいです。


そしてもちろん試飲。



一緒に廻って試飲をした彼らはトスカーナの同じグループのトリノーロの若い責任者たちで、質問する時も爆裂したトーク(もはや質問ではない)で物凄いワインに対する情熱を感じました。
次回行ったらよろしくね、というのがやっとでした(笑)。
夕方の予定にはまだ時間があるので一旦ムスメチへ。

お店の休憩時間なので表で休憩していたら(ピッポのお店でビールとサンドイッチをテイクアウト)中にいたジョヴァンナが気付いてくれて、
『何で声掛けないの!』と、グラニータの差し入れを。

そして記念撮影。

お店の休憩もそこそこに、ジョヴァンナの友達がやっているワイナリーに連れて行ってもらうために車で先導してくれるとのこと。
忙しい彼女は夜御飯の約束をして一旦帰ります。
そしてこちらも忙しい二人、与えられた時間は1時間。
GiuseppeとValeriaの二人でやっている自然派ワインの小さなワイナリー。
彼らの車に乗り換えてぶっ飛ばすこと15分。

貸主が長年ほったらかしにしていたブドウ畑を整備していくところから始めたとか。

いろんな木々がある中での自然な環境。

これも掘り起こして間がないとか。

立派になってます。


慌しく今度は醸造所へ。

ワインのコルクを詰める作業も一本一本手作業です(新しく機械買うそうです)。


訪れた人たちのメッセージが壁一面に。一番高いところに残してきました。

今度は日本で会うことを約束して。
Vini Scirto
http://www.viniscirto.com/
そして旅定を変更してまで組み込んだこのジョヴァンナ超お勧めのレストラン、Venezianoヴェネツィアーノへ。

屋外のスペースもかなり広いです。

着いていきなり知り合い(笑)。というか知らない人がいないくらいなんだから当然です。

サービス担当のAndreaアンドレア。なかなか機敏に対応してくれたサービスマンです。

アンティパスト的なものが止まらない(笑)。わんこそばみたいな汗

6人掛けのテーブルが埋まっていきます。

どんどん来るんですがみんな3ピースずつ。1人1個。

このクスクス、絶品!

ラヴィオリも3個。

こんな皿はヒトキレが小さいのも嬉しいです。

なのにこれだけはドンブリ一杯(笑) 終わりません泣

トイレに行ったついでに中もどんな感じか。肉の熟成器には『特許取った熟成法』。ホントか?

外は人がイッパイなのに中はガラガラ。

何年も連続してミシュラン店です。

外には団体さんが。

どうやら地元の有望な青年が大学を卒業したのでそれのパーティーらしいです。
おっと、それなら当然ここにはあるはず。

あったは良いけどこんなに沢山いるか?っていうくらいのケーキ(笑)。
あれ?ところでこれっていつの間に持ってきたの?

って思ってたらお父さん登場(笑)。
アンドレアに『ご飯食べた?』って聞かれてすぐにプレートが出てきて完食してました(笑)。
爆音の音楽演奏が続いていましたがお先に失礼します。
さて、明日はロングドライブ。
(続く)
Veneziano
https://www.ristoranteveneziano.it/
今日訪ねるワイナリーはゾーンとしては前日訪れたSolicchiataソリッキアータと程近いのですがどうやら丘の中腹にあるようです。

こんな標識が出てきました。
そしてこれ。

中間の写真を撮れなかったのが説得力に欠けますが、なんと平然と牛たちが道を歩いていくべきところに移動しているんです。しかも人間の姿はありません、彼らの意思で移動してました。
シチリアは牛も自由です。
約束の時間にまたもや遅れてしまったのですが(ええ、迷いました)、無事到着。

名門、Passopisciaroパッソピッシャーロです。
門にあるインターホンを押してみるのですがまったく反応がありません。

中から作業している音が漏れ聞こえてくるので誰かいるのは間違いありません。

何度押しても反応がないので建物の周りをぐるっと廻ってみたのですがどこにも人の姿はなし。
諦めずにしばらく押し続けるとようやく応えてくれました。
が、担当者じゃないらしくよく伝わってなかったようで前日のGinaから予約が入っているとかの事情も知らない様子。
とりあえず受け入れてくれるとのことで仰々しく門が開かれ中へ。

よく手入れされたこじんまりした庭園などがありますがここでも人影はありません。
音がするところを目指して勝手に入っていきました。

中では二人先客がいるようです。
途中から入っていったので中断してはいけないと思い、挨拶もそこそこに説明を聞きます。
真面目そうな若い女性が淡々と話しているのを聞いて回ります。

意外と手作り感ある資料。



貯蔵庫は夏の暑い外から入るとかなり涼しいです。


そしてもちろん試飲。



一緒に廻って試飲をした彼らはトスカーナの同じグループのトリノーロの若い責任者たちで、質問する時も爆裂したトーク(もはや質問ではない)で物凄いワインに対する情熱を感じました。
次回行ったらよろしくね、というのがやっとでした(笑)。
夕方の予定にはまだ時間があるので一旦ムスメチへ。

お店の休憩時間なので表で休憩していたら(ピッポのお店でビールとサンドイッチをテイクアウト)中にいたジョヴァンナが気付いてくれて、
『何で声掛けないの!』と、グラニータの差し入れを。

そして記念撮影。

お店の休憩もそこそこに、ジョヴァンナの友達がやっているワイナリーに連れて行ってもらうために車で先導してくれるとのこと。
忙しい彼女は夜御飯の約束をして一旦帰ります。
そしてこちらも忙しい二人、与えられた時間は1時間。
GiuseppeとValeriaの二人でやっている自然派ワインの小さなワイナリー。
彼らの車に乗り換えてぶっ飛ばすこと15分。

貸主が長年ほったらかしにしていたブドウ畑を整備していくところから始めたとか。

いろんな木々がある中での自然な環境。

これも掘り起こして間がないとか。

立派になってます。


慌しく今度は醸造所へ。

ワインのコルクを詰める作業も一本一本手作業です(新しく機械買うそうです)。


訪れた人たちのメッセージが壁一面に。一番高いところに残してきました。

今度は日本で会うことを約束して。
Vini Scirto
http://www.viniscirto.com/
そして旅定を変更してまで組み込んだこのジョヴァンナ超お勧めのレストラン、Venezianoヴェネツィアーノへ。

屋外のスペースもかなり広いです。

着いていきなり知り合い(笑)。というか知らない人がいないくらいなんだから当然です。

サービス担当のAndreaアンドレア。なかなか機敏に対応してくれたサービスマンです。

アンティパスト的なものが止まらない(笑)。わんこそばみたいな汗

6人掛けのテーブルが埋まっていきます。

どんどん来るんですがみんな3ピースずつ。1人1個。

このクスクス、絶品!

ラヴィオリも3個。

こんな皿はヒトキレが小さいのも嬉しいです。

なのにこれだけはドンブリ一杯(笑) 終わりません泣

トイレに行ったついでに中もどんな感じか。肉の熟成器には『特許取った熟成法』。ホントか?

外は人がイッパイなのに中はガラガラ。

何年も連続してミシュラン店です。

外には団体さんが。

どうやら地元の有望な青年が大学を卒業したのでそれのパーティーらしいです。
おっと、それなら当然ここにはあるはず。

あったは良いけどこんなに沢山いるか?っていうくらいのケーキ(笑)。
あれ?ところでこれっていつの間に持ってきたの?

って思ってたらお父さん登場(笑)。
アンドレアに『ご飯食べた?』って聞かれてすぐにプレートが出てきて完食してました(笑)。
爆音の音楽演奏が続いていましたがお先に失礼します。
さて、明日はロングドライブ。
(続く)
Veneziano
https://www.ristoranteveneziano.it/
2019年09月03日21:49
令和元年7月イタリア旅行記~シリチア編②
7月23日(火) 14日目。(シチリア2日目)
10時に直接行くといったものの初めていくところなので何度もGoogleマップでシミュレーション。
山の中を通り抜けていく感バリバリの一本道ですが目印はあるのでしょうか?汗

目標到着時間をわずかに過ぎてはいたものの奇跡的に迷わず辿り着きました(ホントに一本道)。
広そうな敷地に見渡す限り誰もいそうにありません。
車を木陰に停めて荷物を出しているところにそれらしい人物が近寄ってきました。

Gina Russoジーナ・ルッソ、誰が言ったかエトナの峰不二子、なかなか言い当ててるじゃないですか。
妻は面識がありましたが僕は今回が初めて。こちら以外のワイナリーの予約もお願いしていたのでやり取りはあったのですが。


比較的クールなイメージな彼女ですが、土を触ったり石を拾ったりして汚れた手で顔を触ったりして黒くなっても一生懸命説明してくれるところは情熱を感じます。

ゆっくりと畑の中を歩きながら我々だけに時間を割いてくれていいのかなと心配になるくらい。

そして工場の中へ。

それなりに設備もあるし大きいように見えてもワイナリーの規模としてはいわゆる家族経営。

お父さんとお母さんと甥っ子たちも紹介してもらいながら、新しい瓶詰めラベル貼りの機械を調整しているところを見学。

ゆるい斜面に位置しているので工場の北側には広大なブドウ畑が。

エトナとネブロディの間にある気候条件がネレッロマスカレーゼにいい影響を与えている、と言葉で聞くより現地で空気を感じることで心に染み入る時間でしたね。

もちろん試飲もさせてもらいます。


前日の夜はメッシーナのアメリカ軍の人たちが40人ほど来て試飲(絶対にそれ以上の状況になっていたはず笑)をして行ったというくらいの広さのテイスティングルームに2人だけの試飲会。

たぶん飲んだこともあるのですが日本だとそれ以外のワインもたくさんある状態で飲んでるので印象が薄いのはスイマセン。
これはココでしか飲めない実験的に作ったもスカート種のスパークリングワイン。

エレガントで情熱的な彼女のスタイルそのままのワインでした。


最後に色々持たせてくれました(笑)。
お決まりのワイナリー犬、ブレイクくん。大きいですが大人しいです。

次はエトナ山の時計で言うところの(でましたよ)3時あたりにあるMilo(ミーロ)というところで13時に(これはホントの時間)次の約束があるので逆算して途中まで送ってもらうことに。

ココから先は1本道だから(ホントか?)というイタリアお決まりのフレーズでお別れしたのが12時30分。
木陰のワインディングロードを30分。
最後の最後ちょっとだけ人に聞きましたがホントに1本道で約束の場所に時間通り到着。
Benantiのグローバルマーケティングマネージャー(長い)のAgatinoアガティーノ。

来日したときに知り合ったナイスガイ。
この辺りに見せたい畑があるというので車を置いて彼の車で移動。
ものすごいオフロードなのに彼の乗用車(!)で小道に入ること5分でやや開けたところに到着。畑の入り口に作った見晴台というか休憩所というか。ここがミーロのメインの畑。

ココでは白ブドウを育てていて、近隣の荒れ果てていた畑も買い取って綺麗に仕上げて地域の人たちにも喜ばれているとのこと。実際に、となりに住んでいるおばさんに声を掛けられたときにも感謝の言葉を掛けられてました。
そこ後にして車を取りに戻ってから走ること20分。このワイナリーの本部というか見学者などを受け入れる設備が整ったところViagrandeの本部。

シャトーのような造りの門から建物まで、割と豊かな匂いがしました(笑)。

そしてお決まりのワンコたち。






この子はずっと付いてきました(笑)。
昔のパルメント(ブドウを収穫した後に果汁を搾り取る大きな設備のある建物)を廻ったりしたあと、ワインが眠っている部屋も横に見ながらのどんどん出てくる試飲ワインの数々。


ドライトマトのパテがのったブルスケッタとか

サラミやオリーブ、チーズとか

ココでしか消費していないオリーブオイルとか

いろんなテイストのチョコレートとか

これでもかというほどBenantiを堪能して退散するときに当主のアントニオ登場

慌しく出かけていきそうなところでも律儀に記念撮影をし、日本での再会を約束して帰ります。
ミーロは3時の位置ですが、ヴィアグランデは4時半の方向。
これから向かうのは9時の位置にあるBronteブロンテ。1度カターニアから上手く自動車道に乗れなかった苦い経験を活かしてなんとか帰路に着きました。
夕方割と早い目に帰ることが出来たのですがエトナ1周は体に堪えましたのでこの日は外に出ず宿で過ごすことに。
簡単にスーパーで買い物をして軽く済まして明日の準備や連絡などをするつもりが・・・・・・
まさかのWifi切断トラブル(泣)
インターネットの偉大さを噛み締めるとともにイタリアでのこの手のトラブルに微笑ましい懐かしさを感じていたのはなぜでしょう。
明日も初めて行くところなのに予習出来ない・・・
寝ます。
Cantine Russo(カンティーネ・ルッソ)
http://www.cantinerusso.eu/it/
Azienda Vinicola Benanti(アズィエンダ・ヴィニーコラ・ベナンティ)
https://www.facebook.com/benantiwinery/
(続く)
10時に直接行くといったものの初めていくところなので何度もGoogleマップでシミュレーション。
山の中を通り抜けていく感バリバリの一本道ですが目印はあるのでしょうか?汗

目標到着時間をわずかに過ぎてはいたものの奇跡的に迷わず辿り着きました(ホントに一本道)。
広そうな敷地に見渡す限り誰もいそうにありません。
車を木陰に停めて荷物を出しているところにそれらしい人物が近寄ってきました。

Gina Russoジーナ・ルッソ、誰が言ったかエトナの峰不二子、なかなか言い当ててるじゃないですか。
妻は面識がありましたが僕は今回が初めて。こちら以外のワイナリーの予約もお願いしていたのでやり取りはあったのですが。


比較的クールなイメージな彼女ですが、土を触ったり石を拾ったりして汚れた手で顔を触ったりして黒くなっても一生懸命説明してくれるところは情熱を感じます。

ゆっくりと畑の中を歩きながら我々だけに時間を割いてくれていいのかなと心配になるくらい。

そして工場の中へ。

それなりに設備もあるし大きいように見えてもワイナリーの規模としてはいわゆる家族経営。

お父さんとお母さんと甥っ子たちも紹介してもらいながら、新しい瓶詰めラベル貼りの機械を調整しているところを見学。

ゆるい斜面に位置しているので工場の北側には広大なブドウ畑が。

エトナとネブロディの間にある気候条件がネレッロマスカレーゼにいい影響を与えている、と言葉で聞くより現地で空気を感じることで心に染み入る時間でしたね。

もちろん試飲もさせてもらいます。


前日の夜はメッシーナのアメリカ軍の人たちが40人ほど来て試飲(絶対にそれ以上の状況になっていたはず笑)をして行ったというくらいの広さのテイスティングルームに2人だけの試飲会。

たぶん飲んだこともあるのですが日本だとそれ以外のワインもたくさんある状態で飲んでるので印象が薄いのはスイマセン。
これはココでしか飲めない実験的に作ったもスカート種のスパークリングワイン。

エレガントで情熱的な彼女のスタイルそのままのワインでした。


最後に色々持たせてくれました(笑)。
お決まりのワイナリー犬、ブレイクくん。大きいですが大人しいです。

次はエトナ山の時計で言うところの(でましたよ)3時あたりにあるMilo(ミーロ)というところで13時に(これはホントの時間)次の約束があるので逆算して途中まで送ってもらうことに。

ココから先は1本道だから(ホントか?)というイタリアお決まりのフレーズでお別れしたのが12時30分。
木陰のワインディングロードを30分。
最後の最後ちょっとだけ人に聞きましたがホントに1本道で約束の場所に時間通り到着。
Benantiのグローバルマーケティングマネージャー(長い)のAgatinoアガティーノ。

来日したときに知り合ったナイスガイ。
この辺りに見せたい畑があるというので車を置いて彼の車で移動。
ものすごいオフロードなのに彼の乗用車(!)で小道に入ること5分でやや開けたところに到着。畑の入り口に作った見晴台というか休憩所というか。ここがミーロのメインの畑。

ココでは白ブドウを育てていて、近隣の荒れ果てていた畑も買い取って綺麗に仕上げて地域の人たちにも喜ばれているとのこと。実際に、となりに住んでいるおばさんに声を掛けられたときにも感謝の言葉を掛けられてました。
そこ後にして車を取りに戻ってから走ること20分。このワイナリーの本部というか見学者などを受け入れる設備が整ったところViagrandeの本部。

シャトーのような造りの門から建物まで、割と豊かな匂いがしました(笑)。

そしてお決まりのワンコたち。






この子はずっと付いてきました(笑)。
昔のパルメント(ブドウを収穫した後に果汁を搾り取る大きな設備のある建物)を廻ったりしたあと、ワインが眠っている部屋も横に見ながらのどんどん出てくる試飲ワインの数々。


ドライトマトのパテがのったブルスケッタとか

サラミやオリーブ、チーズとか

ココでしか消費していないオリーブオイルとか

いろんなテイストのチョコレートとか

これでもかというほどBenantiを堪能して退散するときに当主のアントニオ登場

慌しく出かけていきそうなところでも律儀に記念撮影をし、日本での再会を約束して帰ります。
ミーロは3時の位置ですが、ヴィアグランデは4時半の方向。
これから向かうのは9時の位置にあるBronteブロンテ。1度カターニアから上手く自動車道に乗れなかった苦い経験を活かしてなんとか帰路に着きました。
夕方割と早い目に帰ることが出来たのですがエトナ1周は体に堪えましたのでこの日は外に出ず宿で過ごすことに。
簡単にスーパーで買い物をして軽く済まして明日の準備や連絡などをするつもりが・・・・・・
まさかのWifi切断トラブル(泣)
インターネットの偉大さを噛み締めるとともにイタリアでのこの手のトラブルに微笑ましい懐かしさを感じていたのはなぜでしょう。
明日も初めて行くところなのに予習出来ない・・・
寝ます。
Cantine Russo(カンティーネ・ルッソ)
http://www.cantinerusso.eu/it/
Azienda Vinicola Benanti(アズィエンダ・ヴィニーコラ・ベナンティ)
https://www.facebook.com/benantiwinery/
(続く)
2019年09月02日17:30
令和元年7月イタリア旅行記~シチリア編①の2
前回の続きなのでまだ7月22日(月)です。
Randazzoランダッツォはエトナ山の北北西部、時計でいうと11時(これからよく出てきますよ)辺りにある人口1万人ほどの小さな街、といってもこの辺りではそこそこの町です。
町の中心は細い路地が入り組んでいて車で侵入するのに一苦労です。
とりあえず事前に見ていた地図ではすぐそこにあるはずですが、一方通行もあるし、時間によっては車が入れないところとかも。
人に聞くのが一番かと思って最初に目に付いた酒屋らしいお店の人に尋ねてみます。
有名なお菓子屋さんだから知っているだろうと思って聞いたのですが、やたらと丁寧に教えてくれました。
結論から言うとものすごくわかりにくかったんですが(笑)一周してまたその酒屋の前を通り、おじさんに苦笑いされたけど目的の教会の裏に出てきました。
そこら中に車が駐車してあるのでし放題な感じもしましたが、すぐ目の前に交通警察の女性が立っていたので『そこのお店に行きたいのですがこの辺に駐車して構いませんか?』と聞いてみました。
そしたらまた、イタリアの警察官史上経験したことないくらい丁寧に教えてくれるじゃないですか!
駐車スペースも確保してくれましたし(笑)。
あれ、あの子はそんな有名で権力者なんだろうか・・・と思うくらいに(笑)。
夕方なので人もまばら。
教会の目の前、というか教会の広場に席を出してるような立地。

もう既に今日の仕込が終わったかのようでテラスにおいてあるソファでくつろぐ友人(見えるかな?)。

サンタ・マリア・アッスンタ聖堂。
ジョヴァンナは3人姉妹の真ん中、製作方の彼女以外はお店で働いているそう。

ご一緒していただいたのはお父さん。ちょっと病気で足がやや具合悪いそうですが配達はしているとか。
創業者です。
ココに来たら何よりも先にこれ。
ピスタチオとオレンジのジェラート。 デカい。

中で働いているのはお母さん(レジ)と妹と親戚の女性。裏方もいました。



シチリアといえばこれ、フルッタマルトラーナ、フルーツをかたどったアーモンドのお菓子。

ケーキも山ほど。こんなに売れるのか?というくらい。

冷蔵庫の中から見せてくれた特別なケーキは特注のもの。
実は、今は大学の卒業記念パーティーシーズンらしく依頼が殺到しているとか。
さっきのケーキも飛ぶように売れているそう。

最初は知らない外人が来て警戒していたお父さんもおしゃべりして慣れてきたからか『工房を見せてやるからついて来い』とどんどん中へ(笑)。
ココからは企業秘密で画像はありません。
一通り見せてもらってから食事に行くまでにまだ時間が早いから一杯引っ掛けに行こうと(アペリティーヴォ)。
どんどん先に歩いていくジョヴァンナについて行ったらなんとさっき道を聞いた酒屋さんへ!

狭い街だからみんな知っていて当然なのかもしれないけどなんという巡り合わせ!

『やっぱり来たか』といわんばかりの笑顔で迎えてくれたPippoピッポ。

そして極めつけは表の道沿いにテーブルを出して(満席)話をしているとさっきの女性警官が!
いくらなんでもみんな知り合いすぎるやろ(笑)
これも徒歩圏内(5分)の知り合い(笑)のお店で晩御飯。

当たり前のように外のテーブル。

めんどくさいからお任せで前菜を盛り合わせで(メニューになし)。

楽しそうなカップル(笑)

最初にもらった赤ワインもレストランのオーナー所有のワイナリーのものだそうですが珍しいアマーロ。
お店にも売ってないとか(自家消費100%)。盛ってる気がするけど(笑)。

デザートはナシでお店に帰ってまたジェラート。

ご馳走様でした。
翌日はワイナリー巡り。またココには寄るけど(笑)
備えて早めに帰ります。
Pasticceria Musumeci(パスティッチェリア・ムスメチ)
http://www.santomusumeci.it/site/
(続く)
Randazzoランダッツォはエトナ山の北北西部、時計でいうと11時(これからよく出てきますよ)辺りにある人口1万人ほどの小さな街、といってもこの辺りではそこそこの町です。
町の中心は細い路地が入り組んでいて車で侵入するのに一苦労です。
とりあえず事前に見ていた地図ではすぐそこにあるはずですが、一方通行もあるし、時間によっては車が入れないところとかも。
人に聞くのが一番かと思って最初に目に付いた酒屋らしいお店の人に尋ねてみます。
有名なお菓子屋さんだから知っているだろうと思って聞いたのですが、やたらと丁寧に教えてくれました。
結論から言うとものすごくわかりにくかったんですが(笑)一周してまたその酒屋の前を通り、おじさんに苦笑いされたけど目的の教会の裏に出てきました。
そこら中に車が駐車してあるのでし放題な感じもしましたが、すぐ目の前に交通警察の女性が立っていたので『そこのお店に行きたいのですがこの辺に駐車して構いませんか?』と聞いてみました。
そしたらまた、イタリアの警察官史上経験したことないくらい丁寧に教えてくれるじゃないですか!
駐車スペースも確保してくれましたし(笑)。
あれ、あの子はそんな有名で権力者なんだろうか・・・と思うくらいに(笑)。
夕方なので人もまばら。
教会の目の前、というか教会の広場に席を出してるような立地。

もう既に今日の仕込が終わったかのようでテラスにおいてあるソファでくつろぐ友人(見えるかな?)。

サンタ・マリア・アッスンタ聖堂。
ジョヴァンナは3人姉妹の真ん中、製作方の彼女以外はお店で働いているそう。

ご一緒していただいたのはお父さん。ちょっと病気で足がやや具合悪いそうですが配達はしているとか。
創業者です。
ココに来たら何よりも先にこれ。
ピスタチオとオレンジのジェラート。 デカい。

中で働いているのはお母さん(レジ)と妹と親戚の女性。裏方もいました。



シチリアといえばこれ、フルッタマルトラーナ、フルーツをかたどったアーモンドのお菓子。

ケーキも山ほど。こんなに売れるのか?というくらい。

冷蔵庫の中から見せてくれた特別なケーキは特注のもの。
実は、今は大学の卒業記念パーティーシーズンらしく依頼が殺到しているとか。
さっきのケーキも飛ぶように売れているそう。

最初は知らない外人が来て警戒していたお父さんもおしゃべりして慣れてきたからか『工房を見せてやるからついて来い』とどんどん中へ(笑)。
ココからは企業秘密で画像はありません。
一通り見せてもらってから食事に行くまでにまだ時間が早いから一杯引っ掛けに行こうと(アペリティーヴォ)。
どんどん先に歩いていくジョヴァンナについて行ったらなんとさっき道を聞いた酒屋さんへ!

狭い街だからみんな知っていて当然なのかもしれないけどなんという巡り合わせ!

『やっぱり来たか』といわんばかりの笑顔で迎えてくれたPippoピッポ。

そして極めつけは表の道沿いにテーブルを出して(満席)話をしているとさっきの女性警官が!
いくらなんでもみんな知り合いすぎるやろ(笑)
これも徒歩圏内(5分)の知り合い(笑)のお店で晩御飯。

当たり前のように外のテーブル。

めんどくさいからお任せで前菜を盛り合わせで(メニューになし)。

楽しそうなカップル(笑)

最初にもらった赤ワインもレストランのオーナー所有のワイナリーのものだそうですが珍しいアマーロ。
お店にも売ってないとか(自家消費100%)。盛ってる気がするけど(笑)。

デザートはナシでお店に帰ってまたジェラート。

ご馳走様でした。
翌日はワイナリー巡り。またココには寄るけど(笑)
備えて早めに帰ります。
Pasticceria Musumeci(パスティッチェリア・ムスメチ)
http://www.santomusumeci.it/site/
(続く)