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帽子屋グッズ②

専門的なグッズってマニアじゃなくても気になるものが多いと思います。

特に男性は思い当たる人が多いかと。

使わないくせに欲しがってしまうものとか悪い癖が出てしまうことは否定できません。

帽子屋に関係ないことですがご存じかと思いますがウチはワインバーも兼ねて営業してます。調理をあまりしてないので、生ハムなどの簡単なおつまみを提供しているんですがそれらをスライスするマシンがあるんです。

スライサー


ここ数年普及しているようにも思うので見たことある人も多いかもしれませんが、ウチにあるのは少し型が古く金属感がマックスで結構スパルタンな雰囲気があり、興味を惹かれる方が絶えません。

古い記事で帽子のストレッチャー(サイズを少し大きくしたいときに広げる木で出来た楕円形の道具)を紹介したことがあるんですが、そう言われたら帽子屋にしかなさそうな道具がまだいくつかありました。

サイズスケール


これは見た通りのわかりやすさがあるので簡単に当てられそうですね、頭のサイズを測るときに使用します。

帽子のサイズが合うかはかぶってみたらわかりますしあまり活用する機会も少ないですが、ご自身のサイズを正確に知りたい気持ちに応えるために用意してます。

そういえば『測る』ということが好きなのも男性に多いかもしれません。(握力計も持ってます(笑))

サイズリング


これも測る道具なのですがこれこそ帽子屋以外で持っている意味を感じないサイズリングです。

ハサミのような部分を閉じると周囲のリングが広がる構造になっていて帽子の内側を測定します。

僕の記憶が間違っていなかったらリングを広げる構造が逆になっているものがありました。

僕が持っているのは帽子の内側に入れてハサミを閉じることでリングが広がりますが、それはリングは最初から広がっており、ハサミを閉じることでリングが縮みます。

これのメリットはハサミから手を離した状態で帽子の内側に嵌っているので力が要りません。リングの戻る力で内側にテンションがかかります。

ああ、この物凄くどうでもよさげな違いは使ったことのある人にしか伝わらなさそうでさらにマニアが喜びそうです。

尚、作っている人も国内でお一方とか言われてますので海外から買わなくちゃいけない時代もそう遠くなさそうです。


縫製している工房などにはさらに気になる道具がたくさんあるのですが当店内での製作はしていないので置いてあるはずもなく・・・。

持っているだけでなんか豊かになるこの気持ちわかる人は少なくないはずです(笑)。



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