2018年03月23日16:16
ローマの桜事情
この桜は当店の前に2010年に植樹したものです(本日撮影)。

もうすっかり立派になったのですがまだ咲き始めから急いでる感が否めないせっかちな若桜です。
イタリアでは日本と比べられないくらい桜を見られるところが少ないです。もちろん全部知ってるわけではないですが日本人が桜好きなことは世界の常識ですから比べると当然ではありますが。
http://valigiaaduepiazze.ilgiornale.it/2014/04/sakura-ciliegi-giapponesi-in-fiore-a-roma/
EUR(エウル)という地区が市内から南に少し行ったところにあるのですが、そこには池のそばにたくさんの桜が植えられているところがあります。1959年に日本からなんと2500本贈られているということでまあまあ見ごたえのあるポイントがあるのです。旅行でEURに行く人もあんまりいないかもしれませんがこの時期に行くんだったら一見の価値はあるかもです。
https://www.diregiovani.it/2018/03/18/25070-hanami-roma-eur-ciliegi-giapponesi-sakura.dg/
今年の記事ですので最近の事情が載ってます。
https://www.facebook.com/hanamiromalagodelleur/
Facebookで『花見Hanami』というページもあります。日本人の人が運営しているのかな?去年の開花は3月14,15日くらいなので日本より少し早めですね。発音的には『H』は発音しないので『アナミ』、定冠詞をつけると『ラナミ』になるので聴き取りは気をつけてください(笑)。(浴衣で参加しましょう的なことも書いてあるけど寒くないんかいな)
市内でも無いわけではないので春になるとしばらくの間楽しませてくれるところがありました。
ローマ市内、地図を見たら左辺りにヴァチカン市国があるのを知ってる人はまあまあいると思います。
その真下からさらに左に向かって伸びている割と大きくて長い道が『Via Gregorio XII(グレゴリオ・セッティモ通り)』です。コルネリア(Cornelia)まで続く、どうでしょう、2kmぐらいありますかね。ややゆるい上り坂がPiazza Pio XI(ピア6世広場)まで続き、そこから頂上まで少し急な坂になるあたりに歩道に植えられている桜並木があるんです。
残念ながら画像はないのですが、僕はそこからまだ先の閑静な住宅街(モノは言い様笑)に住んでいたので、自転車通勤中毎朝毎夕この時期は癒されたものです。そんなに大きくない桜でしたし手を伸ばせば花に触れることが出来るほどでしたが今はどのくらい大きくなってますかねぇ。
観光地ではない上、幹線道にそれとなく存在しているだけなのでイタリア人ですら素通りしている人がほとんどだと思います。僕が足を止めて見ていたのも日本人だからだったように思います。
今年は全国でも開花が少し早まっているようです。
豊崎南公園の桜も今週から来週にかけてが見頃でしょう。
寒い中するのが花見だと思っている人もいるでしょうが今週末土日のお昼頃良い天気だったらビール片手にゆっくり遊びに来てください。

もうすっかり立派になったのですがまだ咲き始めから急いでる感が否めないせっかちな若桜です。
イタリアでは日本と比べられないくらい桜を見られるところが少ないです。もちろん全部知ってるわけではないですが日本人が桜好きなことは世界の常識ですから比べると当然ではありますが。
http://valigiaaduepiazze.ilgiornale.it/2014/04/sakura-ciliegi-giapponesi-in-fiore-a-roma/
EUR(エウル)という地区が市内から南に少し行ったところにあるのですが、そこには池のそばにたくさんの桜が植えられているところがあります。1959年に日本からなんと2500本贈られているということでまあまあ見ごたえのあるポイントがあるのです。旅行でEURに行く人もあんまりいないかもしれませんがこの時期に行くんだったら一見の価値はあるかもです。
https://www.diregiovani.it/2018/03/18/25070-hanami-roma-eur-ciliegi-giapponesi-sakura.dg/
今年の記事ですので最近の事情が載ってます。
https://www.facebook.com/hanamiromalagodelleur/
Facebookで『花見Hanami』というページもあります。日本人の人が運営しているのかな?去年の開花は3月14,15日くらいなので日本より少し早めですね。発音的には『H』は発音しないので『アナミ』、定冠詞をつけると『ラナミ』になるので聴き取りは気をつけてください(笑)。(浴衣で参加しましょう的なことも書いてあるけど寒くないんかいな)
市内でも無いわけではないので春になるとしばらくの間楽しませてくれるところがありました。
ローマ市内、地図を見たら左辺りにヴァチカン市国があるのを知ってる人はまあまあいると思います。
その真下からさらに左に向かって伸びている割と大きくて長い道が『Via Gregorio XII(グレゴリオ・セッティモ通り)』です。コルネリア(Cornelia)まで続く、どうでしょう、2kmぐらいありますかね。ややゆるい上り坂がPiazza Pio XI(ピア6世広場)まで続き、そこから頂上まで少し急な坂になるあたりに歩道に植えられている桜並木があるんです。
残念ながら画像はないのですが、僕はそこからまだ先の閑静な住宅街(モノは言い様笑)に住んでいたので、自転車通勤中毎朝毎夕この時期は癒されたものです。そんなに大きくない桜でしたし手を伸ばせば花に触れることが出来るほどでしたが今はどのくらい大きくなってますかねぇ。
観光地ではない上、幹線道にそれとなく存在しているだけなのでイタリア人ですら素通りしている人がほとんどだと思います。僕が足を止めて見ていたのも日本人だからだったように思います。
今年は全国でも開花が少し早まっているようです。
豊崎南公園の桜も今週から来週にかけてが見頃でしょう。
寒い中するのが花見だと思っている人もいるでしょうが今週末土日のお昼頃良い天気だったらビール片手にゆっくり遊びに来てください。
2018年03月20日20:46
俺のイタリア(パンテオン)
イタリアに住んでいたという人も珍しくなくなって周りにも何年も暮らしていたという人が(業界だからか)ゴロゴロいます。別に長い間いたからとか何をしていたとかは関係なくって、色々な解釈のイタリアがあっていいと思うのですが自分には自分の感じたイタリアがあるんです。
どこの景色も写真で見ると一方向からだけ(写真の『撮る』方向は左右上下変えられますが、その画像を見ているときの方向)しか見れません。
具体的に言うと『トレヴィの泉』に行くとします。『トレヴィ』の意味はいまさらですが『3本の道』です。
その道が交わっているところにあるのでそう呼ばれているのですが、現在の様子は辿り着くのに5方向からの選択肢があるんです(最近変わっていたら知りません。ないとおもうけど)。初めて行く人からするとその景色の見え方がその場所の印象を大きく決定付けると思うんです。
ヴァチカンのサンピエトロ寺院は毎日通っていた道で意識しないくらい当たり前に見える景色でしたが正面から見て左側の景色を何百回も見ていました。なので最初に思い浮かぶのはその姿なんです。本や写真で見るのはほとんどが表の広場込みのカットでしょう↓。『僕のイタリア』とは少し違います。本質的には違わないんですけど。

何度か書いたかもしれませんが僕はコロッセオに入ったことはありません。ポルタ・メトローニア付近に住んでいたときは毎日横を通ってました。ただし見ていたのは右上が欠けているみんなが知ってる景色↓ではなく、それから言うと後ろ側の景色が『僕のコロッセオ』です。

とはいうものの、好きな角度があるからそれが『俺のイタリア』として記憶されているものもあります。
『パンテオン』は僕の中では少し特別な意味を持つ(個人的過ぎて説明しにくいですが)モニュメントではあります。現存しているローマの建造物ではたぶん一番古いのですが、完成度が高いんです。建物だけでなく廻りの構造も含めて大好きな場所です。
その『見え方』が美しいと感じていたアングルを見事に再現していた映像に出会ったので皆さんに言いたくて言いたくて(笑)。それが今回の目的です。パンテオンは最初のほうだけで後はいろんなところが出てきます。
https://www.facebook.com/StampedMagazine/videos/178148332758833/?t=53
Facebookのページなので見れない方はすいません(汗)。
初めての進入(笑)は大事です。パンテオンへの初めての進入はP.zza Maddalena(マッダレーナ教会のあるところ)からの北から南向きをオススメします。トレヴィからの~でパスティーニ通りから入ってくるパターンが多いでしょうが(それも悪くないですよ、決して)、アルジェンティーナ広場~の南から来るパターンはあんまりです(超個人趣味)。
どこの景色も写真で見ると一方向からだけ(写真の『撮る』方向は左右上下変えられますが、その画像を見ているときの方向)しか見れません。
具体的に言うと『トレヴィの泉』に行くとします。『トレヴィ』の意味はいまさらですが『3本の道』です。
その道が交わっているところにあるのでそう呼ばれているのですが、現在の様子は辿り着くのに5方向からの選択肢があるんです(最近変わっていたら知りません。ないとおもうけど)。初めて行く人からするとその景色の見え方がその場所の印象を大きく決定付けると思うんです。
ヴァチカンのサンピエトロ寺院は毎日通っていた道で意識しないくらい当たり前に見える景色でしたが正面から見て左側の景色を何百回も見ていました。なので最初に思い浮かぶのはその姿なんです。本や写真で見るのはほとんどが表の広場込みのカットでしょう↓。『僕のイタリア』とは少し違います。本質的には違わないんですけど。

何度か書いたかもしれませんが僕はコロッセオに入ったことはありません。ポルタ・メトローニア付近に住んでいたときは毎日横を通ってました。ただし見ていたのは右上が欠けているみんなが知ってる景色↓ではなく、それから言うと後ろ側の景色が『僕のコロッセオ』です。

とはいうものの、好きな角度があるからそれが『俺のイタリア』として記憶されているものもあります。
『パンテオン』は僕の中では少し特別な意味を持つ(個人的過ぎて説明しにくいですが)モニュメントではあります。現存しているローマの建造物ではたぶん一番古いのですが、完成度が高いんです。建物だけでなく廻りの構造も含めて大好きな場所です。
その『見え方』が美しいと感じていたアングルを見事に再現していた映像に出会ったので皆さんに言いたくて言いたくて(笑)。それが今回の目的です。パンテオンは最初のほうだけで後はいろんなところが出てきます。
https://www.facebook.com/StampedMagazine/videos/178148332758833/?t=53
Facebookのページなので見れない方はすいません(汗)。
初めての進入(笑)は大事です。パンテオンへの初めての進入はP.zza Maddalena(マッダレーナ教会のあるところ)からの北から南向きをオススメします。トレヴィからの~でパスティーニ通りから入ってくるパターンが多いでしょうが(それも悪くないですよ、決して)、アルジェンティーナ広場~の南から来るパターンはあんまりです(超個人趣味)。
2012年03月15日18:15
アヴェンティーノの丘

ローマに友人が来ると大概連れて行くとこの一つに『アヴェンティーノの丘』があります。
場所はあの『La Bocca della Verita'(真実の口)』からそう遠くないのですが何となく行きたい欲求に駆られない
位置にあるように思えます。わりと高級な住宅が立ち並ぶ小高いところにある公園から眺めるヴァティカン市国
側のパノラマは、高い位置ではないのですがローマ市内の西側の景色を一望できるとても素敵なところです。
丘の頂上にある有名な建物としてあるのがマルタ騎士団の館です。
最初の写真はその館の扉の写真ですが、そこから覗き込んでいる人が後を絶ちません。
大きさは3センチもあるでしょうか、鍵穴としては大きいのですがそこから覗くと見えるのがこれ、

正面の中庭を通してヴァティカンのクーポラが見えるのです!
結構これがいい感じで、僕はしかも夜にここに来るのが好きでしたね(ローマだけにロマンチックだしw)。
市内から夜歩いてくるには微妙な距離だし薄暗いし、タクシー使うのもなぁ、っていうところですが
酔い覚ましの散歩で来るにはいいところです。しかも薄暗いから怖い、には強い味方がたくさんいるのです。
丘の入り口はもちろん、この扉の前にもそこらじゅうにカラビニエリが立っているのです。
しかも機関小銃なんて抱えていたりするのでまず大事にはならないです(それもそれでちょっと怖いけどw)。

その横にある公園(オレンジの木がたくさんあるのです)からのパノラマが上の写真。
真下にテヴェレ川も流れていてなんともゆったりと時間が過ぎていく、昼行ってもよし、夜行ってもよしの
混み合うことがないとてもお勧めのスポットです。(公園横に真実の口にそっくりな噴水もありますしw)
是非寄ってみて下さい。(※夜は公園には入れません)