オオサカジン

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ククンチョ(ケッパー、ケイパー、カッペリ)のススメ


パッと見てこれが何の植物かわかる人ってどのくらいいるんでしょ?
ククンチョ1

前回のイタリア旅行記で少し紹介したんですが日本で是非とも増やしたいと思い、2年前から地道に育ててましたケッパーです。

もしかしたら何かさえわからない人もいるかもしれませんがサーモンのマリネとかに乗ってるモスグリーンの正露丸みたいなアレです。

正確に言うとケッパーも種類があるのでしょう、どれが一番育てやすいとか僕の知ってる実がなるのかすら知らないですが目についたものをネットで購入。5鉢で3000円ほどでしたかね。

色々不安を解消するために質問しまくっていたのですが、一言でいうと『外で育てるのは日本じゃ無理だよ』との答え。

でも外で育てないと意味ないのでひたすら注視しながら水遣りとか気を使って育ててきました。

一年目の彼らは丸くて硬めの葉っぱを青々と広げて順調に育っているようにも見え、一つだけ花も咲かせてくれました。

欲が出てくるのでもっと花が咲かないか期待したのですが去年は1輪だけ。白と紫の可憐な花が静かに咲きました。
ククンチョ3


一番の心配は冬を越せるかということらしいんですが枯れたかどうかもわからないような節くれだった枝というか茎というかだけが残り、心配しつつ触ってみると枯れ切ってるわけではなくしなやかさもあり続けました。

何とか年を越し、それらが赤みを帯びてきました。なんだか血が通いだしたかのように。

そういってる間に葉っぱも出てきたのでひとまず安心していたらあっさり花が咲きました。

前回のように静かに1輪だけの気配しか感じてなかったのですが今年は7,8輪咲いては散ってを繰り返してました。

暑い日々を乗り越えたらもう終わりかとあきらめていたところもう少し行っておこうかという感じの花が咲いてるんです、9/13時点で。
ククンチョ2

それを撮影するためにカメラを向けるとその下に何か違う形状のものが目につきました。

ククンチョ4


これはもしかして『実』?

出来た?成功?でもまだ小さいぞ?

探してみたけど一個だけ。

もうしばらく経過を見てみようと思いますが今日は嬉しくてついブログで自慢したくて。

※ククンチョは単数形、複数ならククンチ アーモンドの頭に軸がついたような形状。水滴というか。






ココメロ?アングーリア?どっちもスイカです


イタリアじゃフルーツが安かったので毎日のように大量に食べてました。お菓子やスイーツ系のモノを買うより断然安いのでチョット日本の物価の感覚では目にする機会が全然違います。

僕が働いていたお店でも季節ごとに大量に仕入れてくるものが溢れていました。通常のベースに使われていたリンゴやバナナ、キウイなども当然ですがつまみ食いしても全くわからないのでよく頂いてました。

イタリア語でスイカを『Cocomeloココーメロ』や『Anguriaアングーリア』といいます。地域によって使い分けているのでしょうか、方言なのか。ローマでは両方通じていましたが。

夏前ぐらいからびっくりするほど大きいスイカをオーナーがベスパの足元に2段重ねで買って来ていた姿は今でも忘れられません。向こうのスイカはいわゆる俵型で、日本だと黒部スイカと呼ばれる富山の名産のスイカのような形をしているものがほとんどでした(地域にもよるのかもしれませんが)。
チューブ型をしているので切り方が丸のスイカと違います。丸のスイカで多く見られる切り方は三日月形に8から16等分しているのを見かけますが、輪切りにしてから半分、もしくは4等分してナイフとフォークで食べるのがイタリア流です。

日本に帰ってきてもスイカを食べたい気持ちは薄れることはないので夏になるとよく買いに行くのですが、一番の問題は『重量』です。要は重たいんです。

たくさん食べたいので丸のまま買ってきたいけど我が家の手段はバイクか自転車しかありません。命がけで買いに行ったことも何度もありますがもう大人なので最近はネットで買ったりしてます。

ところが卑しさは変わることがないので安く大量に買えるとなると欲張ったりしたくなるので色々考えた結果。

スイカ1

去年の夏に食べたスイカから採れていた種を洗って乾かしておいてあったものを数日水につけて戻し?たあといろんな人のブログを見て植えておいたものが1週間かけて芽生えてきたのです!

スイカ2

このためだけに用意したプランターに植えてみたのですがどういう環境が適しているのかわからないので、先住民のいちぢくの鉢にも植えておいたものも出てきました。

スイカ3

こんなにたくさん植えてどうすんねん、とツッコまれそうですがこれから元気な子を残して間引いていくのでとりあえずたくさん種を蒔いておいたんです。

実家で祖父らがスイカを作っていたので何となく記憶にある成功体験と現代の情報網を駆使して小学校以来の植物成長日記をつけていますのでどこまで行けるかわかりませんが先ずは実をつけるとこまで(大きさはさておき)頑張ります。

ベランダでどこまで行けるかなぁ。

楽しみです。






イタリアのお菓子


基本、素朴なお菓子が好きです。クッキーやビスケット、日本のものだとかりん糖とかも好きです。

今のシーズンはホントは違うんですけどよく思い出して食べたくなるのがコレ、


『Chiacchiere(キアッキエーレ)』、ローマではFrappe(フラッペ、『ぺ』にアクセントがあったような)

とも呼ばれる素朴なお菓子です。

各地域にあって各地域で呼び方が違うらしいのですが誰もがよく知ってるお菓子です。

揚げたものが多かったけどオーブンで焼くのもあるそうです。簡単に言うとパスタ生地を揚げて

グラニュー糖をふりかけたものです。

本来カーニバルの季節(2月前後)に食べるのですが簡単なのでたまに誰かが作ってきてくれたのを覚えています。

http://ricette.pourfemme.it/articolo/chiacchiere-al-forno-ricetta-di-carnevale-leggera/459/

このレシピによると一人当たり200kcalでダイエットしてる人にもいいと書かれていますね。

1時間半かかるということです。いろんな意味で日本人には向いてないかもしれません(笑)。

ちなみに2013年は2月12日がその日です。





夏のイタリアの食事2 夏はサラミ!!


夏の食事の思い出といえば『サラミ』が出てくるのは僕だけでしょうか?

夜の仕事をしていた時、昼過ぎに起きだしてトレーニングしたあとシャワーを浴びてから向かいのブルーノのところに

いつも買い物に行った時に買っていたのがサラミ。毎日200gくらい食べていたのではないでしょうか(食べ過ぎw)。写真の真ん中にある大きめの霜降りのものが『サラミミラノ』。甘みと塩加減が絶妙です。

あの時はペローニ(PERONI、ローマに本社のある有名なビールのメーカー)とセットで買ってました。



そしてもちろん欠かさずセットで買っていたのがこれ、

モッツァレッラ(Mozzarella)です。一個丸ごと直径10センチはあったでしょうか、それでも2500リラ(今なら120円くらい!)してました。夕食というか朝ごはんというか、不規則ではありましたが僕の健康を保つアイテムとして2000年の夏は毎晩食べてました。


今年の夏はそれを思い出してサラミをたくさん出して行こうと思います。僕の思い出の味を味わいに来て下さい。(モッツァレッラは検討中です)

お待ちしています。

帽子屋BAR コッポレッタ
大阪市北区豊崎3-6-4 アクティ北梅田1F
15時~24時
日祝定休








夏のイタリアの食事


いわずと知れた『生ハムメロン』(Prosciutto e Melone)、小さい時にはこれの美味しさがわからなかったといわれる方も多いでしょうが(そもそも小さい時に食べるか?)、僕のイタリア滞在の夏の期間でよく食べたものトップ5にははいるでしょう。メロンの甘さとハムの塩加減、程よい油を一緒に味わうのはたまりません。水分も取れるので栄養価的には充分ではないでしょうか。一緒にパンを食べるのですが、それが当たり前だと思って話していると不思議な顔をされたことがあります(日本に帰ってから)。皆さんはどうでしょうか?緑のメロンではなくオレンジの『瓜』が出てきます。














それと同じくよく食べていたのがこれ、


『生ハムイチヂク』(Prosciutto e Fichi)、これはどうですか、馴染みがない人も多いかと思います。6月くらいから出てくる少し小さめの緑のイチヂクですがこれも程よい青臭さと甘さと塩加減と・・・(以下同文)、とにかくたまりません(笑)。イチヂクは9月に入っても出てましたので夏の間中食べられました。























シンプルですが日本だと結構贅沢かも、これ


『生ハムとモッツァレッラ』(Prosciutto e Mozzarella)、直径10センチくらいのモッツァレッラでも1人で食べてしまいます。

もしこれにあわせるなら白ワインですかね。たくさん飲むんじゃなくチョットでいいです。
そもそもお昼の食事の取り合わせかもしれません。夜はガッツリ食べますから(笑)。

当店の店先にイチヂクの鉢植えがあり、今実をつけています。もう少し先ですが食べることも出来ると思います。といってもものすごく数に限りがありますのでご予約承ります(笑)。