オオサカジン

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臨時休業のお知らせ


9月18日~21日 臨時休業させて頂きます
24日より通常通り営業しますのでよろしくお願い致します







店長のこだわり


コッポラを扱うにあたって僕が思っていたことをホームページに書いてある文章を紹介してみます。
(コピペですが)


イタリアは常にファッション、モード業界のトップを走り続けている国です。そのモード先進国においてもコッポラは今までは単に実用アイテムに過ぎず、作業に適した『道具』に過ぎませんでした。それが1970年代にはマフィアに属する人々が着用するイメージが付き、一般の人々は使用しないようになったのです。

時代も変わり世の中のマフィアに対する認識も変わり、マフィア自体の在り方も変わり『コッポラ=マフィア』の印象も薄れて行きました。『作業帽→マフィアの象徴→ファッションアイテム』と極端なアイデンティティの変化を遂げたコッポラ、もちろん私が興味を持ち出したのは歴史の中ではごく最近です。たとえば日本で言えば浴衣の受け入れられ方が良く似ているかも。夏の風物詩として着られ続けているものの、若者が好むブランドで扱いだしたのはそう昔の話ではありません。定番の和風な印象の浴衣としては本来想像できなかったくらい派手なデザインや女性用だと『ミニ』まであります。発想の転換に現代の感覚をプラスしてかなりの個性が受け入れられている例です。

最初に手にしたコッポラは実はアメリカ製のつばを縫いつけたタイプだったのですが、友人から『シチリアン』のアイデンティティの存在を知らされ、オリジナルとはどういうものなのか興味を持ち、実際にショップに行ってみるとかなり野暮ったい印象を受けました。が、正反対に個性の塊のような商品にも目を奪われてしまいました。この振り幅の大きさにかなりの衝撃を受けましたね。歴史を知れば知るほど、現在の感覚をミクスチュアしたそんなアイテムに興味を持たないわけにはいかなくなりました。

続く