帽子のサイズのお話
サイズリングという道具です。あまり馴染みのないというか帽子屋さんにすら必ずあるとも限らないツールなのでご来店された方から不思議な眼差しでご質問されることがあります。
正直『それ以外に何に使う?』度がハンパないものなのですが、男性のメカ好き感覚では結構魅力度高めなのも事実です(笑)。
一応、疑り深い性格なので本当に正確な寸法が測れるのかチェックします(セカンドオピニオン)。
多少の誤差は測り方(片手で支えてますので)と道具自体の精密さなどもありますがほぼ正確に測れていると思いました。
じゃあ、測ってみましょう。
58.5cmで仕上げたコッポラです。サイズリングを広げてコッポラが落ちないぐらいに支えています。
ところが、そうはいうものの布で作られているものですから強く広げるとこうなります。
(強く広げるために右手で広げて左手で撮ってますので少しブレてます、スイマセン)
ということは60cmのサイズの人でもかぶれるということですね。
髪の毛の量でも装着感がずいぶん変わりますので選ぶのには実際かぶってみるしかないんですけどどうしましょ?
実際に帽子をかぶった時に帽子を支えているところはどこなのか、見てみましょう。
『ツバ』というパーツがついていますから重心がやや前にあるのは想像できます。
横から見てもツバの付け根は半分から前にあるのものが多いように思います。

キャップのツバにはほとんどこういった芯(日本ではプラスチック樹脂のようなものが多いです)が入っていることが多く耐久性もあり柔軟性もあるので着用者自身で調整できるところが好まれて使われる理由なのかもしれません。

ところがそんなに丸いオデコをした人はいないと思いますのでどこかに当たる所は決まってきますよね。

この写真の人はかなり丸いオデコしていますねぇ(笑)。それでもツバ芯のR角度と同じというわけには行きません。写真で表すタテ線の位置が一番当たる(ツバを支えている)ところになるのはほとんどの方に当てはまると思います。
ということはオデコの正面、タテ線から両サイドの辺りは当然少し空きがあるのがお解かりでしょうか?

上のコッポラはツバ芯が上の写真のものより柔らかいものを使っているにもかかわらず均一にオデコにあたっているわけではないのです。
なので、よく帽子選びの際に『実際に頭の回りを測ったサイズより1~1.5cm大き目のものを選ぶ』というのは、少なくともこういった製品上の誤差を吸収する為の余裕なわけです。さらにかぶり方によってツバがあたるところが変わってきますので隙間の発生具合も変わるわけです。
後頭部のロスをほとんど計算に入れてないのは前頭部のツバによる影響と比べて少ないからです(髪の毛による影響についてはまた今度)。
続く
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コッポラの『オススメ』のかぶり方
コッポラ2016 Falena(ファレーナ)
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