オオサカジン

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コッポラ2016 Falena(ファレーナ)


ファレーナ1

Falena≒Farfalla

ファレーナとはイタリア語で『蛾』のことです。ファルファッラはパスタの種類にもあるので聞きなじみのある方もいるんじゃないでしょうか、『蝶』ですね。

それにしても蝶と蛾の違いって知ってるようで知らないですねぇ。

http://sizen-tenpaku.com/cyou/tyoutoga/tyoga.html

不憫な虫だと思いました(泣)。

全部が見た目に悪いわけでもなかったりするのに、刷り込まれてきたんですかね。

ちなみにモスラは世界的にも有名でイタリアのウィキペディアにも出てました。https://it.wikipedia.org/wiki/Mothra

和風の手触りの生地です。薄くて軽い生地です。


Falena(ファレーナ) 13,500円 56.5,58.5,60.5,62cm あります。







コッポラ2016 Salmone(サルモーネ)


サルモーネ1

どちらかというとサーモンピンクではないのですが、よく見ると小さい点々がサーモンの肌(川魚全般?)っぽいのでそれを想像させました。はい、サルモーネはサーモンのことです。

サルモーネ2

イタリアでも食べますが日本人ほどサーモン好きな国民もいないでしょうって言うくらい消費量は違います。

http://www.globalnote.jp/post-7023.html

イタリア13位、日本5位。

こんな資料見ることありませんが、面白いですね。

サルモーネ3

肌触りはやや鮫肌?風呂敷のような和の生地を触ってるような感触です。薄くて軽い生地です。

Salmone(サルモーネ) 13,500円 56.5,58.5,60.5,62cm あります。






コッポラ2016 Carpa(カルパ)


カルパ1

商品名:Carpa(カルパ)

意味は5月5日にはためくアレのことです。

カルパ2








コッポラ2016 Merluzzo(メルルッツォ)


Appena arrivato!
商品名:Merluzzo(メルルッツォ) ‪#‎コッポラ帽2016‬

メルルッツォ






2015-2016年の新作Bufalo(ブーファロ:水牛)


ブーファロ1

昔祖父から譲り受けた、それはそれはめちゃくちゃ重たい、コートというよりは外套といったほうがしっくりくる冬の防寒着の素材に見た目が良く似ていたので思わず手にしたのですが思いのほか軽くてビックリの素材です。

ブーファロ2

織がななめに見えるのですが遠めには無地にしか見えません。

ブーファロ3

前回からの続きでこの冬登場ハンチングモデルです。

ブーファロ4

横に張り出したトップが古臭いシルエットでなかなかレトロな感じです。

ブーファロ5
ブーファロ6

商品名:Bufaloブーファロ(イタリア語で水牛 注:ブーと伸ばしたところにアクセントあり)
英語だとFが2つでバッファローですから覚えやすいですけど紛らわしいですね。モッツァレッラディブーファラというのでイタリア語に馴染みのある人は理解してもらえるでしょう。男性形女性形の違いはありますが。ちなみに水牛の皮膚の色に生地の雰囲気が似ているというだけです、はい(笑)。


価格:12,000円(税込) 54.5、56.5、58.5、60.5サイズあります。

※以前のモデルと装着感でずいぶん異なります。是非ご来店の上お試しになってお買い求め下さい。





2015-2016年の新作Coccinella(コッチネッラ:テントウムシ)


Coccinella1

今回の新作は今までのコッポラ・ハンチングタイプのものに少し手を加えたモデルです。

一見すると良くわからないのですがいくつかポイントをご紹介します。

Coccinella7

写真では上手く見せることが出来ないのがもどかしいですが右が以前からのモデル、左が新しいモデルです。
トップの幅がかなり広くなってます。平置きした場合、前のモデルと重ねてみてもそれほど差は見えませんが実際はこのサイズ(58.5cm)で3センチほど広くなっているのでずいぶんシルエットが違います。

Coccinella2

後ろがかなり深くなっています。真後ろだけでなく後頭部側面(斜め後ろ)のボリュームもかなりあり、深く装着した感触を実感してもらえると思います。

これまでのハンチングタイプは後頭部の一番高いところ(ゼッペキの人以外は一番飛び出しているところ)
にあわせて購入されていた方にとっては更に下(首に近づく)で止まるシルエットなので今までのサイズより大きく感じると思います。

Coccinella3

ツバも全体的に大きくなってます。長さ、幅も大きくなってますがトップのシルエットも大きくなってますのでツバだけが長く外に飛び出すようには見えません、全体が大きくなっているからです。左のほうが大きいサイズに見えるでしょうが実際は同じサイズです(58.5cm)。縫製の角度というんですかね、装着感も大きくなっているので59.5cmぐらいの人がかぶってもジャストサイズです。前のモデルもキツク広げると59.5cmぐらいにはなるのですが、これはかぶったモデルを伴う説明が必要でしょうね。

Coccinella4

コメカミから耳の上を通り後頭部までつながるラインもかなり深く入込んでいるのがお解かりでしょうか?
横のシルエットもずいぶんタップリとしたものになりました。たるみがしっかりとあってレトロ感が増しているはずです。

Coccinella5

以前のものと比べるとこれだけの違いがあります(わかりにくいですよね涙)。

Coccinella6

裏地にはコチラ、少しまたレトロなデザインですがいかがでしょう?



商品名:Coccinellaコッチネッラ(イタリア語でテントウ虫)
そんな名前の某鞄のブランドもありますがコチネッラよりもややコ『ッ』チネッラに近い感じで、しかも『ッ』を入れないぐらいの意識で発音してください(難しいですが)。


価格:12,000円(税込) 54.5、56.5、58.5、60.5サイズあります。

※上記にもありますが実際は以前のモデルより装着感でずいぶん異なります。是非ご来店の上お試しになってお買い求め下さい。





2015年7月の新着コッポラ⑥ Ragnatela(ラーニャテーラ)


ラーニャテーラ1

デザインして製品があがってきたとき、自分が思っていること以上のものが出来たりすることがあります。

今までにあった『予想以上に売れる』、もはや法則となってるくらいなのですが、色の組み合わせがあるのです。

それが『黒(ベース)と赤(もしくは濃い目のオレンジ)』がそれです。

帽子としては彩度低めなのに赤いアクセントが入ると眼をひくのでしょうか?不思議と『赤ベース&黒』はそうともいえません。

なので今回も売り切り必至! て言うかもう一つ出ちゃいました(嬉涙)。



ラーニャテーラ2


ローマにいたときよく呑みに行っていたバー(会員にならなくてはいけないけど2ユーロで誰でもなれる。営業許可の関係でその形態だとバーではなく仲間のクラブ的な扱い)でよくダーツをしていました。何の気まぐれか大会(つっても50人くらい)に出ないかと誘われて冗談半分違うダーツバーで飲める、くらいの軽いノリで行ってみました。準備もしてなければ練習もしていない、他のみんなはマイダーツを持っている連中ばかりですから当然一回戦負け。それでもいい夜を過ごせた記憶があります。

その時に会場になったのが今回のコッポラの名前と同じ『Ragnatelaラーニャテーラ』だったのですが、雰囲気でその名前の由来が理解できました。ダーツの板に描かれた点数の書かれたたくさんの円とそれを区切る放射線状の線はまさに『蜘蛛の巣』、夜な夜な柄の悪い連中がぞろぞろ集まってくる様も蜘蛛の巣に引っかかった悪い虫達のように見えてたり。店のスタッフはほくそ笑んでいる蜘蛛そのものだったのかもしれません(良いカモだったw)。

みてもらったら一目瞭然。張り巡らされたチェック柄が蜘蛛の巣状になっているのでこの名前です。

ラーニャテーラ3

ラーニャテーラ4

Ragnaラーニャが蜘蛛、telaはキャンバス、布、巣。terraと間違えやすい(日本人にとって)ですがお気をつけて。

ラーニャテーラ5


Ragnatela ラーニャテーラ
表地:綿、レーヨン
裏地:ポリエステル100%
縫製:日本

58.5、60.5cm 各1点ずつ

¥13,500-





2015年7月の新着コッポラ⑤ Bambù(バンブー)


バンブー

夏らしさ満点のド定番コッポラ、真っ白の麻素材。




名前のバンブー、英語のつづりとは少々違いがあるのがお解かりでしょうか。

『Bamboo』英語
『Bambù』イタリア語

アクセントがある『ù』ですので下がりません。(『フィーバー』のように後ろが下がる感じじゃなくて『台風』のように同じくらいの強さを保って。わかりにくいですが)

んで、何でまた今回のコッポラがバンブーなのかといいますと、『竹素材』を使っているのです。竹も立派な生地に仕上がるんですねぇ、今回の生地は麻が58%、竹が42%と半分弱の割合で配合されています。やっぱり少し張りのあるシャリ感がでるというか、触った感じほとんど麻素材と区別がつきません。

バンブー2

遠目に見るとわからないのですが上からこうしてみると少し裏地が透けて見えているくらい薄い生地なのです。

バンブー3

そこでこれ。そのものではなくどこか『竹』を想像させる柄と色の配色を合わせてみました。



Bambù バンブー
表地:麻58%、竹42%
裏地:綿100%
縫製:日本

56.5、58.5、60.5、62cm 各1点ずつ

¥15,500-





2015年7月の新着コッポラ④ Di Maggio(ディ・マッジョ)


ディ・マッジョ1

先日から続いているストライプの話はもう少し続きます。

僕は幼い頃から野球をしていましたが、まだ今ほどメジャーリーグというものが日本の世の中に広く知れ渡る前の話です。それでも有名なメジャーのチームのことは少しは聞こえてきました。特にニューヨーク・ヤンキースの知名度は群を抜いていてあのピン・ストライプのユニフォームは憧れでした。現役時代を知るわけでもないのですが歴代選手の中でベーブ・ルースとジョー・ディマジオの名前はなぜか忘れることがないくらい刷り込まれてましたねぇ。

ディ・マッジョ

そう、その時は『ディマジオ』で記憶していました。今でも日本での表記は『ディマジオ』とされていますし、それが何か問題かといわれるとどうでも良い話なのかもしれませんが彼は実はイタリア系の血を引いており、『DiMaggioディマッジョ(本当なら多分DiとMaggioの間に半角空くはず)』というのが苗字で『マッジョ家の』的な意味になるはずです。Maggioは5月という意味ですがご先祖様が何か5月に関わる人達だったのでしょうか。イタリアにいた時に周りの友人たちはアメリカ生まれのアメリカ育ちであるはずのJoeであってもイタリア人の血が流れているということで親近感を持っているように話していたものです(フランク・シナトラやそれ以外のイタリア系も)。マリリン・モンローと結婚したことがある人としても有名です。

少し話がそれました。今回のコッポラ・ア・オットスピッキはそのピン・ストライプではないですが白に紺のストライプを施したヒッコリー地の、どこかレトロで懐かしい生地を使用してます。イタリア系であると知ったのがだいぶ後になってからですがいつかディ・マッジョにオマージュ(語呂が良い笑)したコッポラを作りたいと思っていました。

ディ・マッジョ2

裏地は悩みました(笑)。レトロ感は出したいけど古臭くなりたくない。ヤンキースの本拠地ニュー・ヨークは現代的でとてもポップなイメージの街だと想像してます(行ったことない&S.A.T.C.の見過ぎw)。カラフルなマカロン柄で雰囲気出てませんか?


ディ・マッジョ3


ちょっと写真ではわかりにくいのですが白い糸でステッチが入ってます。ステッチを入れるとカジュアルな雰囲気に仕上がるので普段はあまり入れることがないのですが、今回のものは少しそういう雰囲気を匂わせたかったのです。しかも今はよく見ないとわからないくらいですが時間がたつにつれて浮き上がってくる(生地との素材が多少違うので変化も違うから)ようになるのもかぶり手の個性が影響するだろうと思います。



Di Maggio ディ・マッジョ
表地:綿100%
裏地:綿100%
縫製:日本

56.5、58.5、60.5、62cm 各1点ずつ

¥14,500-





2015年7月の新着コッポラ③ millerighe(ミッレリーゲ)


millerighe

紺色のヒッコリー柄のデニムかと思いきや少し『和』な装いもありますこの一点。名前の『ミッレ・リーゲ』はそのまま訳すと『千本の線』ということですが細い線がたくさん並んでいる柄のことをこういったりするんですね。

millerighepasta

パスタの種類にもこの呼び方が使われたりします。『Rigata(o)リガータ(ト)』はパスタに細い筋がたくさん入っている様子を表したもの。これはどのパスタにも適用されるので、例えば『Penne Rigate(ペンネ・リガーテ)』や『Mezzemaniche Rigate(メッツェ・マニケ・リガーテ)などがあります(反対に筋が入ってなくてツルツルなのは『Lisciaリッシャ』といいます)。複数形になったり男性形になったりする応用は大丈夫ですか?

millerigheアップ

先日書いたストライプの種類の記事のなかで『ヘアライン』というのがありました。

millerighe詳細

上の写真はストライプの種類にするとヘアラインまで細かくないですが何mmまでをそう呼ぶか規格で決まっているわけでもなさそうですのではっきりとは区分けも難しそうです。今回のものはこれよりもさらに少し間隔が広いです。

millerighe後ろ

紺地に白の線が入っているのは和風に演出できそうです。浴衣に合わせて選んでもらえるといいんじゃないでしょうか?

millerighe裏

裏も同系色でおとなしめのトーン。小さい白のロゴが家門のようにも見えたり(しないか)。




Millerigheミッレリーゲ
表地:綿80%、麻20%
裏地:綿100%
縫製:日本

56.5、58.5、60.5、62cm 各1点ずつ

¥14,500-





2015年7月の新着コッポラ② Regno dei Cieli(レーニョ・デイ・チェーリ)


レーニョデイチェーリ1

イタリア語で『青』は一般的に『Azzurro(アズーロ、アッズーロ)』といいます。

こんな色
azz

『Celeste(チェレステ)』と呼ばれる色は若干明るい青だと認識しています、これ
チェレステ

ターコイズブルーなどもっと細かく青い色の名前は分別されるのでしょうがイタリアで『青』といえばこの二つがよく出てきます。

『アズーロ』自体にいろんな意味を持っているほどイタリア人のスピリッツカラーといっても良いでしょう。代表サッカーチーム(サッカー以外の代表チームもそう呼んでいるかな?)のことを『アズーリ(複数だから)』いいますしね。

とはいうもののイタリア人の中でも物凄くきっちりどの色が『アズーロ』でどの色が『チェレステ』だと言い切れないと思います。あ、もうひとつ『Blu(ブルー)』というのもありますが混乱しますね(笑)。


レーニョデイチェーリ2

こちらの色はなんて呼んだらいいかというと僕もわかりません。チェレステではないと思いますがちょっと微妙な色合いで、そこが気になる感じです。

レーニョデイチェーリ3

屋外で撮った写真なので少し明るくなってしまいましたが、色ではなくて後頭部にあたるところに腰帯状になっているパーツがあるのが見えますか?ここがポイントです。


レーニョデイチェーリ4

表地は薄手の麻で裏地は薄いやや透け気味の軽い素材。涼やかなコンビネーションで夏が待ち遠しいです。

『レーニョ・デイ・チェーリ』とは『天国』のこと。『チェーロ』は空、『レーニョ』は王国、青い空からの連想でした。



Regno dei Cieli レーニョ・デイ・チェーリ
表地:麻61%綿39%
裏地:ポリエステル
縫製:日本

56.5、58.5、60.5、62cm 各1点ずつ

¥15,500-







2015年7月の新着コッポラ① Tapiro(タピーロ)


タピーロ1



イタリア国内では超有名番組ですがご存知でしょうか 『Striscia la notizia』?

ストゥリッシャラノティツィア

いわゆる『お化け番組』といわれるくらいこの番組から有名になったタレント、ニュース、事件、出来事は数え切れないほどですね。Canale 5(カナーレ・チンクエ)というチャンネルで30分ぐらい(最初15分だった)月曜から金曜まで夜のゴールデンタイムに放映されます(はっきり言えないのはサッカーの試合なんかで左右されるんですよ)。ドッキリ企画と探偵ナイトスクープとニュースステーションとHEY.HEY.HEYを併せたような番組だと思ってください(ワカランガナ)。


特にこの番組を仕切っているのが通常2人のコメディアン(イタリアのコメディアンはただのお笑い芸人とは違う)ですが一番長くやってたのが上の写真のエツィオ・グレッジョとエンツォ・ラッケッティのお二人。僕が記憶してるのはほとんどこの二人でしたね(あんまり見てませんでしたが笑)。

あまり見ていない(笑)僕でも印象に残ってる番組なくらいいろいろ影響あったんです、世間には。

特に(とはいいたくないけど)Veline(ヴェリーネ)と呼ばれる司会者の横でギリギリのコスチュームで意味もないようなダンスとポーズで画面を賑やかにしている女性二人の存在です。子どもの将来の夢はと訊かれて男の子はサッカー選手、女の子は『Veline』と答えるのが普通のような存在です(日本だとスポーツ選手と結婚する女子アナか)。

必ず片方が黒髪で片方がブロンドなのが決まりです。地毛かは知りませんが。

その中でももっとも有名なのがこの人でしょう、Elisabetta Canalis(エリザベッタ・カナリス)

エリザベッタ

あのクリスチャン・ヴィエリと浮名を流し、あのジョージ・クルーニーと結婚した人(スイマセン、確認不足でした。寸前までいっただけでしてませんでした)です。


正直、番組自体はちょっと低俗な感じもしていましたが、割とタイトな事件を見つけて公開したりもしていましたし影響力はかなりの物でしたね。



いや、ちょっと待って。

この番組が何がこのブログに関係あるかと思った人、スルドイ。

番組名の『Strisciaストゥリッシャ』に注目。この番組のおかげで僕はこの単語を覚えました。動詞『Strisciare』3人称単数現在の『Stricia』、意味は『引きずる、こする、かすめる』、番組タイトルは『ちょっとだけニュース』、『一筋の話題』のようなニュアンスですか。名詞になると『線、状、筋、縞(ストライプ)』、・・・あ、やっと関係しそうなキーワード(笑)。

そうです、今回のコッポラは『縞』模様なわけでこの番組のことを思い出しました。



でも名前が『Striscia』じゃなくてなぜTapiroタピーロ?




tapiro

この『Tapiro D'oroタピーロ・ドーロ(金のバク)』像は、その取り上げられたニュースなどの主役となった人達に無理やり贈られる名誉(?)の黄金像なんです。事件や事故の本当ならテレビなんかに映されたくない人のところまで押しかけた上にこんなどうしたらよいかわからない像を押し付けられて・・・見てるほうはそれなりに面白いらしいのですが(笑)。


それで、『縞模様ストライプ』→『Strisciaストゥリッシャ』→『Striscia la notizia』→『Tapiro D'oro』→『Tapiroタピーロ』

ちょっと長かったですか笑



tapiro裏

光沢のある生地は写真にするのは難しいですね。真っ黒なんですがそう見えません(涙)

裏地にはイタリア語が書いてありますので勉強にもなります(笑)。

意味がわからなければお尋ねください。


Tapiroタピーロ
表地:ウール100% 日本製
裏地:ポリエステル100%
縫製:日本

56、58、60、62cm 各2点ずつ

¥10,500-






2015年6月の新着コッポラ⑤ Lustrino(ルストゥリーノ)


ルストゥリーノ1

最初に言っておきますが、このコッポラ、写真が上手く撮れません(涙)。

ルストゥリーノ2

自然光を使ってみてもイマイチ同じ色に写らないのです。他のコッポラは、下手ではありますがそれなりに色は再現できていると思っていましたが、ゴメンナサイ、プロに教えてもらわねばなりません。

ルストゥリーノ3

いろんな角度で撮って想像してもらえればと思いますが全部違って見えますから性質が悪い(腕か)。

ルストゥリーノ4

しつこいですか(笑)



結局一番最初の写真が一番近いのですね。黒地に金の織が混ざってる下地にゴールドの丸い小片が付いています。派手ですが渋い感じもします。

ルストゥリーノ5

裏地はこんな感じ。デシンといわれる柔らかく滑りのよいシワになりにくい素材です。



スパンコールはイタリア語で『Lustrinoルストゥリーノ』、本当は『スパングル』が日本語風に訛ったって、どう聞いたらそうなったんでしょ?まぁ、一般的になってる言葉ですから今更変える必要もないか。



Lustrinoルストゥリーノ
表地:ナイロン65%、ポリエステル35%
裏地:ポリエステル100%
縫製:日本

58、60cm 各2点ずつ(もうこの時点で各1点ずつになってしまいました汗)

¥12,500-







2015年6月の新着コッポラ④ Roccia Rossa(ロッチャ・ロッサ)


ロッチャロッサ1

イタリア製の麻中心の生地ですが色が実にイイです(撮影技術が着いていかないので100%再現できてないです)。

ロッチャロッサ2

オレンジでもなく茶色でもなく僕の語彙ではスイマセン、ここまでです。

ロッチャロッサ3

岩の種類を調べてみましたがあんまり良く解りませんでしたが頭に浮かんだ『Roccia Rossa(赤い岩)』で引いてみたら上の画像が出てきました。写真より若干赤みが強いですのでこれが一番近いイメージかもしれません。色だけでなく表面のデコボコ、ざらつき感が近いです。

ロッチャロッサ4

実はよく見るとチェック柄なのでそれがまた岩の『脈』のような風合いを出しているのかも。濃い同系色と赤、緑も入っていて淡白な表情になりそうな鉱石の色に彩りを加えています。

ロッチャロッサ5

レーヨン地の柔らかい裏地は落ち着いた色合いですが、細かい柄が入ると少しポップにも見えたり。



Roccia Rossa ロッチャ・ロッサ
表地:麻88%、ナイロン(イタリア製)
裏地:レーヨン
縫製:日本

58、60、62cm 各2点ずつ

¥11,500-

おまけ:岩がRocciaで石がPietra。ピエトラ・ロッサって引くと(グーグルで)ルビーばっかり出てきます。





2015年6月の新着コッポラ③ Salvatore(サルヴァトーレ)


トト1

『トトー』と呼ばれた有名なイタリア人の役者さんがいます。正確にはTotòと表記しますので後ろの『ト』にアクセントをおきますので『トトー』と伸ばしたようになります。

この方です。

トト2

見たことある人もいるのではないでしょうか、50年代から60年代にかけて活躍したコメディの出来る素晴らしい役者さんでした。

本名は『Antonio De Curtisアントニオ・デ・クルティス』、アントニオさんです。それがなぜ『トトー』になるかというとイタリア人の名前の省略形をニックネームにしたものなんですね。マー君とかサッちゃんみたいなものです。

なんで今回のコッポラにアントニオさんが関係しているかというと極めて微妙なのですが、サルヴァトーレという名前の省略形も『トトー』なんですね。ちょっとこじつけ感もありますが・・・(笑)。イタリアにいるときずっと不思議だなぁと思っていてまわりに『トトー』だらけのときがあったのですがどうやらサルヴァトーレとアントニオが混在していたようです。

サルヴァトーレとは名前に『Salva助ける、救う』という言葉が入っている通り『救世主』という意味でもあります。

トト3

表地はサッカー地というのですか肌触りがシャカシャカする夏向けの生地だと思います。裏地もちょっと似た様なシャリ感がある素材です。

トト4

夏の海辺で救助する人がかぶっているのを想像しながら生地を選んだのでこの名前です。


Salvatore サルヴァトーレ
表地:ポリエステル
裏地:ポリエステル
縫製:日本

56、58、60、62cm 各2点ずつ

¥10,500-





2015年6月の新着コッポラ② Pietrino(ピエトリーノ)


ピエトロ1

ピエトロという名前も良くある名前のひとつですが、『石』という単語が『Pietraピエトラ』なのでややこしいです(別にそうでもないですか)。

英語で言うところのPeterピーター、ハイジで言うところのペーター、ドイツではペトロ、スペインではペドロ・・・はい、どれもほぼ想像が出来る範囲だと思います。

イタリアで一番有名なペトロさんはサン・ピエトロ寺院のピエトロさんではないでしょうか。今ではそれこそ石を投げればピエトロに当たるといってもいいくらいたくさんいそうです(例えです)。

ピエロという名前も多いので混乱する方もいるかもしれませんが気をつけてあげてください(笑)。

-inoが付くと『小さいピエトロ』的な意味合いになるのはイタリア好きな方ならもうお解かりでしょう。

ピエトロ4

僅かにかすれたような仕上がりのフレンチヴィンテージリネンを使用。軽くてサッパリ、暖かい季節用に。

ピエトロ3

当店のコッポラは裏地も個性的なものを使用しているというのはご存知かと思いますが、今回裏地も負けずと同じ様な配色にしてみました。結構上手くマッチしていると思いませんか?綿にも似ていますがポリエステルです。

ピエトロ2

赤黒白の組み合わせは一見派手にも見えますがシンプルでスタンダードな組み合わせですので割とあわせるのに苦労しないのが嬉しいですね。

Pietrino ピエトリーノ

表地:麻100% フランス製
裏地:ポリエステル 日本製
縫製:日本

56、58、60、62cm 各2点ずつ

¥10,500-





2015年6月の新着コッポラ① Terra di Siena(テーラディシエナ)


テーラディシエナ1

夏っぽく軽くて薄い肌触りのコッポラ・ア・オットスピッキの紹介です。

ローマで通っていた学校の授業でひたすら色鉛筆で写実的な絵を書かされたことがあります。その時に画材屋さんで見つけて一番気になった色が『Terra di Sienaテーラディシエナ』でした。その色自体が好きというよりはその名前が印象的で覚えた色です。早い話、『シエナの土の色』ということですが、当時、そんな土の色がそのものの名前になってしまうなんて『松崎しげる色』並みのインパクトがありました。色は数値で表すことが出来るようになったので、曖昧なものは違うといわれるとそれまでなのですが僕の中ではこの生地を見つけたときにスグに思い浮かんだのがこの名前です。ちなみに色見本が出ているサイトではこんな色です。

テーラディシエナ2

シャリっとした肌触りと縦の織の筋が和風にもみえますがフランス製の生地です。

すごく薄く、張りのある素材ですのでシワになりやすいのがちょっと難点ですけど。

テーラディシエナ3

裏地はチェックと幾何学的な模様を組み合わせた70年代の香り漂う、これも薄くてさっぱりとした肌触りの夏の定番にピッタリの素材でしょう。

テーラディシエナ4

Terra di Sienaテーラディシエナ
表地:麻、ポリエステル(フランス製) 
裏地:ポリエステル
56、58、60、62cm 各2点ずつ
¥10,500-

注釈:
イタリア語の二重子音の発音がまだ定着していないので曖昧な発音が使われているので少し自論を。

言語学者じゃないので正しいとは言い切る自信もありませんが今回の『Terra』の発音を敢えて『テーラ』と表記しました。リンクを貼ったサイトでも『テッラ』と表記してあるのですが違和感が拭いきれないのでわざとです。

そもそも日本人には得意ではない『L』と『R』の発音の使い分け、二重子音になるともひとつややこしさが増すようです。イタリア語になれていない日本人のほぼ100%(言い過ぎではないかも)日本で『テッラ』と書くと『Tella』と発音しているのです! 小さい『ッ』を入れると続きの『ラ』は『LA』と発音してしまいます。そのほうが簡単です。巻き舌が得意な人は上手く使い分けられるかもしれませんがイタリア人ですら巻き舌を駆使している人はあまり見ません。
イタリアの北のほうで見られる(ドイツやオランダで顕著かも)のどの奥で『ゲ』に近い音を喉チンコを震わすようにはさむのがしっくりくるのですが、そもそもそれはカタカナで表すことが非常に困難です。僕自身がそこをクリアするために解釈してるのが『二重子音1つ目のRは長音符ということにする』です。

どちらにしても100%でない解決方法でしょうが、実践で使っていく限りはほとんどの日本人にとって相手に伝わるように発音するという点では僕の方法は有効だと確信しています。Birraなんかも最近は知ってる方も増えてますが『ビーラ』のほうが伝わる確立はぐんとアップするでしょう。

『L』の二重子音はその逆です、気をつけましょう。

『R』がひとつのときも気をつけましょう。

上手に発音される方、もっといい説明解釈があれば教えてください。

よろしくお願いします。





2015年5月の新着コッポラ その② Cristianoクリスティアーノ


Cristiano1

前回に続きオット・スピッキタイプのコッポラです。

シンプルな生地で無地にも見えますがやや斜めに織による柄が出ていますのできりっと締まって見えます。

Cristiano2

ウールがほとんどですが薄くて軽く、触った感じもシャリっとした感じでオールシーズン使えるというのも有難いです。

Cristiano3

横からのシルエットというのも重要です。実際にかぶった写真でないので角が出たシルエットになってますが

膨らんだボリュームもレトロでクラッシックな演出になるでしょうね。

Cristiano4

裏地に選んだのはこれも薄くて軽いポリエステル素材。ちょっとヴァティカンの衛兵の制服の柄に似てませんか?

Cristiano5

モデルつきの撮影をしてお見せするのが一番イメージしやすいと思いますがなるべくいろんなショットでとりあえず。


『Cristianoクリスティアーノ』

表地:ウール98%、ナイロン1%、ポリウレタン1%
裏地:ポリエステル100%
縫製:日本

56.5cm、58.5cm、60.5cm、62cm(各1点)  13,500円  



お早めに。




〈余談〉
英語表記で『クリスChris』とイタリア語で『Crisクリス』の違いがあります。イタリアにも『h』をつけている人や

『Cristianクリスティアン』という人もいます。名前にそもそも正しいってないですがクリスティアーノが

一番クラッシックなような気がします。

アメリカ人の友人の『クリス』はなぜか全員『Christopherクリストファー』でしたが(イタリアならCristoforoクリストーフォロ)。





2015年5月の新着コッポラ その① Robertoロベルト


デ・ニーロ

この写真は映画のオフショットでしょうが、あまりにも有名な映画ですので見たことある方もたくさんいるでしょう。

当店もこのイメージを意識したスタイルの帽子を取り扱っているのでお問い合わせも多いです。

『デ・ニーロのものと同じものはありませんか?』というお言葉は何度もいただきましたがそもそも同じものは

出来ない(よく似たものはたくさんありますが)前提で当店もこのシルエットを再現しようと繰り返し作り

続けてきました。

今回のものはもちろん全く同じではありませんがかなり近いところまで仕上がったと思います。

生地は今後色々点数を増やしていく予定ですが今回ご紹介するのはコチラ。

デ・ニーロ1

イタリア製の麻生地を使い軽い仕上がりになっています。

デ・ニーロ2

裏地は当店ならではの表地とのギャップを楽しんでいただける柄をチョイス。

デ・ニーロ3

後ろ側の帯をつけることによってトップから更に深く仕上がってますので装着時の安定感もかなりあります。


『Robertoロベルト』

表地:麻、綿(イタリア製) 裏地:綿  縫製:日本

¥16,500- 58.5cm 60.5cm 62cm(各1点のみ)

お問い合わせはお気軽に。


余談:

イタリアに行くと聞かされる話のひとつで、戦時中に三国同盟を組んでいたイタリア・ドイツ・日本の首都の頭の文字

を取って『Ro』『Ber』『To』という名前が流行ったということです。まことしやかに言われてますが後付け感がある

のであんまり当てにならない情報ですが親近感湧く話ですよね(ソウデモナイカ)。






2015年春・新作 『Avocadoアヴォカド』


アヴォカド1

何に似てるか考えてみましたら割とスンナリ命名出来ました。『Avocado(アヴォカド)』です。


通常日本で『アボカド』もしくは『アボガド』と呼ばれている、あれは野菜ですか?果物ですか?

とにかくそれです(笑)。

アヴォカド2

緑のゴツゴツした皮と麻のザックリと編み上げている表情が少し似ていませんか?

夏のもののイメージがありますがメキシコや南米で生産されているものがたくさん輸入されているのでエスニックなイメージとダブってそう感じるんですかね?思ってる以上に種類があるそうですが(約1000種類!)一般に出回っているのは限られているらしいです。食べ過ぎると痒くなったりするので酵素の強い食べ物なのかと漠然とした知識しか持ってませんが栄養価はかなり優秀なようです。



イタリア語でよく言葉遊びをしていたのですがWikipediaをみると他の言語でも同じようです。弁護士を表す『Avvocato(アッヴォカート)』と発音が似ているので僕が働いていたお店に来ていた弁護士たちはチョイチョイいじられてました(オヤジギャグにしかなってませんでしたが笑)。

アヴォカド3

中をぱっくり開いてみると綺麗な明るいグリーンが出てくるのは外側からのイメージとはずいぶん違いますよね。もう慣れてしまって当たり前になっていますが最初にみた人は少し感激したのではないでしょうか。

今回のコッポラの裏地はそんなライトグリーンではありませんが外のゴツゴツとしたイメージからは想像できないような可愛らしく品のある柄の生地を選んでみました。ちょっとワクワクしてもらえるでしょうか?


『Avocadoアヴォカド』

表地:麻(ドンゴロス)100% 裏地:綿100% 縫製:日本

¥12,000- 54.5cm 56.5cm 58.5cm 60.5cm 62cm(各1点ずつ)