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令和元年7月イタリア旅行記~シチリア編①の1


7月22日(月) 13日目。(シチリア1日目)

朝起きて順調に家を出て、チェックインもオンラインで済ませてあったし空港で預ける荷物もなければ特にすることがないのでゆっくり人間ウォッチング。





いわゆるLCCを利用したのでゲート手前の手荷物を持ち込むときのチェックが入り、規定のサイズを測る道具のようなものに収まるようにみんな工夫しているのだけど、1人だけどうしてもそりゃ無理じゃないの?というようなカバンを持ち込んでいる若者がいたんです。

中からあれを出しこれを出ししてカバンをスリムにして押し込もうとしてるけど入らないのは明らか。何でかっていうとカバンの幅自体がその器具のサイズを超えているのは誰にも明らかなのだから(笑)。


厚みや高さは少し物を出したらクリアしそうなんだけど横幅は無理。



いや、その前にカバンを縦横反対にしたら入るんじゃね?って。どうしてもそれ測るときに横は横じゃないとダメなの?中に液体でも入ってる?(そもそも無理やし)って並んでる人が全員思っているのに係員すら何も言わない。

それでも彼は頑なにカバンの中のものを調整してその器具に入れようとしてるんです。

パズルが苦手なのかな、などと話しているうちに彼は係員と何か交渉してゲートに入っていったので追加料金でも払ったんでしょうか(笑)。



それとゲート前でいつも思うこと。

ゲートが開くと人がゾロゾロ動き出して列を作るんですが、チケットを確認したりさっきのカバンの大きさをチェックしたりするのでなかなか前に進まないはずなのに、なぜだかラテン系の人たちと中華系の人たちは我先にと並んでるのは気質でしょうか?


偏見ではいけないと思って観察してるんですがわりと当たってるかと。僕らは列がそろそろ短くなってきたときに立ち上がるようにしています。どの道席は決まってるんですから。なんか僕の知らないメリットがあるのかいつも気になってますが今のところわかりません。





などと考えているうちにカターニア到着。

まずレンタカー屋のカウンターの場所を前もってチェックしてなかったので出遅れる!で、並ぶこと30分。(借りるのはいつもパレルモ。カターニアは初めて)

なかなか事務手続きが得意じゃないイタリアの状況は知っているので今更あせることはありませんが思ったより気温も高く不快な時間です。


ネットで予約してたし免許書などの確認くらいだから5分も掛からないだろうと思っていたらそうでもない。

最初から全部打ち込みなおしてるのはなぜ?と思いながら、口を挟むと仕事が増えるので黙ってました。


で、最終段階。今度は僕がその打ち込んだものを確認するのですがココから受付のお姉さんはぶっ込んできました(笑)。


『500(チンクエチェント・一番小さいヤツ)を予約されてますが、シチリアの旅を思い出深くするためにカブリオレのタイプもご用意できますが?一日たった20ユーロの追加で人気の可愛い車種はいかがですか?』

『保険は入ってらっしゃいますがこの場合だと免責として○○ユーロをお支払いにならないといけませんが、これだけ追加されますとすべてご心配がないのですがいかがですか?』
などと営業掛けてくるではないですか!


『仕事で来てるので可愛いはいりません』
『(結局免責を先に払っているだけではないんでしょうか?)結構です』

と断るんですがいろいろ他にも喰らいついてくるところが列を早く解消できなかったんだとわかりました(泣)。





大きい道を進むだけだから迷うことはないだろうと高を括っていたと思い知らされたのが今回のシチリア。

ナビもなく、地図すらなく、なんと舐めきっていた我々はWifiの用意すらせず。




カターニアの空港から出てすぐに困難に(汗)。


皆さんご存知ですか、行き先を示す看板に『右・パレルモ 左・パレルモ』と書かれているときの気持ち。



後になってわかるのですが、実は看板の色によって道の性格(国道・県道など)を分けているので知っている人にとっては何てことないのです。


久しぶりだったというのと助手席に座るナビゲーターの能力を過大評価していたのとでまったく反対方向に向かい、いや、いくらなんでも太陽のいる位置が違うと気付いたのは100km/hで30分ぐらい進んだ後でした(泣)。



それでも太陽の方向を信じた僕の本能が救ってくれてなんとか明るいうちに今回の宿、Bronte(ブロンテ)のB&Bへ到着。


慌しくチェックイン、シャワー、を済ませてさらに行ったことのないRandazzo(ランダッツォ)へ。


(続く)


画像がないのは余裕が無かった証拠です泣





令和元年7月イタリア旅行記~プーリア編④


7月21日(日) 12日目。(プーリア4日目)


今日はローマに戻ることしか考えていないのですが、昨夜に起こったある事件で少しだけ予定が変わりました。


前日海に行って洞窟で撮った写真が消えてなくなったというのは、実はクリスティアーノのiPhoneが突然緑の画面になってまったく動かなくなり、色々試しましたが諦めてApplestoreに行こうとなるんですがこんな田舎にあるわけがない(涙)。

ローマに戻ったら家の近くのショッピングセンターにあるというので帰るやいなやそこにいくから少し早めに出ようかと。







それでも朝から海に行くのはキャンセルしないんですけどね(笑)
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もちろんジャックもですが、今朝は妻もジュリオも不参加です。

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ジャックにはお気に入りの水溜りスペースがあるみたいです。

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一緒に入りたいけど怖くてココまでです(笑)。

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今朝は釣り客も。

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飛び込み見せるところが慣れてます。同い年なんですけどね。

3泊の滞在でご両親とは食事タイムしかお話できなかったし、名残惜しいのですがなんせApplestoreが閉まる前に着かないと(汗)






ずっと気になっていたのですが帰り際に記念に。

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今回の旅で出会ったもののひとつで今後の僕に重要な意味を持つ(?)のがこれ。
ローマのティベリーナ島にもあった『カッペリ(Capperi):ケッパー』の木?枝?です。


食事に出ていたときはそれほど気にならなかったんですが『これは絶対日本でも育てる!』と誓ったくらいです。

普段良く見かけるのはいわゆる『正露丸』のような見た目ですが、専門店なんかでは見られる軸のついたケッパーもたまに見かけます。

これがこの辺りでは『Cucuncio(ククンチョ)』といわれ、酢漬けではなく塩漬けにされて売られています。

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家の前の駐車場にまさに『生えてる』んです。


お母さんによると、蟻が種を運んでいく途中に落としていくから人間の仕事ではないとのこと。

近くの専門店でも聞いてくれましたが種も苗もありません。

何とか見つけて日本で育てます。






帰りは躊躇しないで一直線。止まる箇所も最低限で急ぎモードです。
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ヴェスヴィオ火山も東側から見ることが出来るとは。


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ぶっ飛ばしてきたので思ったより早く到着。Eurにあるショッピングセンター内のApplestore。


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Applestoreってどこでも同じような造りなんですね(当たり前か)。


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予約してなかったので少し待たされましたが、どうしてもこの日に手続きするか修理・復旧を試みたかった彼は色々ねじ込みました(笑)、大人しそうですがそこはイタリア人。


結論から言うと直ることはなく、しかし新品と交換できるというのですがここからが問題。


彼は世界中廻っているので購入したのがNY。アメリカで買った商品の代替品はアメリカから届いたものしか渡せない(驚)!


妙な理屈のようですがそう決まっているものは仕方がないので諦めたかと思ったらそうでもなかった(笑)。

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翌日からの東京のフライトをアメリカ行きに交代してもらって直接現地で交換することが出来るか(!)、帰ってから会社に問い合わせるからその可能性を確認していきました(結局諦めましたが)。


一応そこで出来ることはそれ以上無かったので帰ってシャワーして食事に行こうと。
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ショッピングセンターの横を通り過ぎる時、『あれがトッティの豪邸だよ』といわれたので振り向きざまに一枚(笑)。

みんなが知っているところに住んでいるのか、知られてしまったのか・・・行きませんでしたけどね(苦笑)。



翌日は僕らも今回のメインエベントの1つ、シチリア行き。

クリスティアーノの出勤が僕らのフライトの時間にばっちり合っていたので(もちろん調査済み)この日は彼の家に泊めてもらい、翌日車で乗せていってもらうことになってます。


明日は昼ごろのフライトですが、今日は長距離のドライブの後だし軽めに食事を済ませて翌日に備えます。
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とはいいながらこのあと家に帰って夜更けまでウイスキー三昧でしたが。



待ってろ、シチリア!


(続く)





令和元年7月イタリア旅行記~プーリア編③


7月20日(金) 11日目。(プーリア3日目)

この日はゆっくり目にスタート。

朝ごはんを軽く取ってから昨日行こうと言っていたビーチへ。

我々に選択肢はないので言われるがままについて行くのですがどちらにしても岩場なんだろうしサンダルはつらいなぁ。
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『Porto Miggianoポルト・ミッジャーノ』
断崖絶壁の横から階段があるんですがなぜか封鎖されている(形だけ)横からみんな当たり前のように乗り越えていきます。
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何でこんなことになっているのかというと、もともと綺麗なビーチで人も多く来るので街としてもちゃんとした階段を作ったまでは良かったんですが、あまりにも断崖絶壁過ぎて崩れてくる心配が出てきたのでコムーネ(役所)としてはなんかあった時に責任取りたくないから『ココは封鎖されています。自己責任です。』の立場らしいのです。

どこも同じような感じですが見逃しているところがイタリア(笑)。

さて、結構難易度の高い降り口でしたがなんとかみんなで協力し合って降り立ったらこれがまたパラダイス!
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日本のように遠浅ではないのでいきなり足が着かなくなる怖さもあるのですが下が見えるのでそれほどでもないです。
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クリスティアーノは防水カバーのついたiPhoneを防水ケースに入れて片手を持ち上げながら泳いでました(どれだけ信用してないねん笑)。

そのお陰で小さい洞窟まで辿り着き、光の反射が青の洞窟!のなかで撮影会。(Grotta delle Ancore)

アルマーニ張りのポーズをとって写真を撮ったのですがこれが帰り際にまさかの・・・・・

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記憶に残って記録に残らず。また来いという事でしょうか。


ゆっくり目には来ましたが人も少なく快適だと思っていたのは束の間、どんどん人が降りてきます。

慣れている彼らはこの辺が潮時だとあっさり退散。
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近くに港というかボートの乗りつき場があるのでそこを一目見て、サラがビーチシューズを新調するので屋台を出しているお兄ちゃんのところで物色中、『もはや中国製のほうがクオリティ高くてこっちの中国製が8ユーロ、イタリア製が5ユーロ。どっち買う?』みたいなやり取りを楽しんで帰りました。








この日は僕たちが滞在している間に行われる一番大きいイベント、お父さんの友達が15人来て夕食を一緒にするとの事。そんなことに加われるのは一生ないことだと思って臨みます。


それには時間がたっぷりあるのでまずは昼寝(義務)からのちょっと観光的な場所へ。

ここがイタリア最東端にある灯台。人がいないのは名所としての知名度より地理的な問題かも。
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シチリアの最西端に行ったこともありますが特別な感じはしません(笑)。

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現地の観光ガイドにも載っているボーキサイト採掘場跡の人工池。
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有料の駐車場がある割には何もないのに人は結構来てました。
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妻はまったく興味を示しません(汗)。道の脇になってる野苺のほうが良かったみたいです(笑)。




夜の準備に少し不足があるらしく追加の買出しへ。
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ワインも余分に買っているということは相当飲む人たちなのかもしれません。

帰ってからも我々はすることがないのでモジモジしながらジャックのお相手。
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アペリティーヴォ用のスプリッツァもたっぷりと準備。
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ワインを冷やすようの氷も自作しているなんてなんて細かい男、クリスティアーノ。
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↑お母さんが調理をしているときに、『これは日本で買ってきてもらったとても便利な道具なの。もしまた見つけたら買ってきて頂戴(クリスティアーノは翌々日から東京へフライト予定)』って言ってたんですが結局見つけられなかったそうです。このアルミの穴の開いた使い捨てのグリル網、どこで手に入るかご存知の方いらっしゃったら教えてください。

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基本そんなに凝ったものは用意してなさそうですが量が量なのと何種類も窯で焼くので体力を使います。そこはクリスティアーノ、馬車馬のごとく動きまくりです。
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照明にこだわり、セッティングにもこだわり、みんなを満足させるために色々な種類の飲み物を用意して。



8時に来るといいながら全員が集合したのは9時半。それまでは食前酒を飲みながらつまみ食い。これがまた良く食べるしどれもこれも小麦粉ベース。お腹いっぱいにならないのでしょうか?結構高齢の方ばっかりですが・・・。
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ここでもイクヌーザ。ジュリオのストックから分けてもらいました。


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ご苦労様でした、婿殿。
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遅くなるかと思ってましたが高齢の方々の夜は意外にも早く終了しました。







日にも当たっていたので心地よい疲れが眠気を誘って穏やかにベッドへ入れました。


明日はまた長距離ドライブ。


(続く)









令和元年7月イタリア旅行記~プーリア編②


7月19日(木) 10日目。(プーリア2日目)


僕らがプーリアに入る数日前に凄い天候に見舞われたというのです。

https://bari.repubblica.it/cronaca/2019/07/11/foto/grandine-230985039/1/#1

『Grandine(グランディネ):雹(ひょう)』が降ったそうですがソフトボール大のものらしく車のフロントガラスが割れたりして凄い被害を受けたということ。
そんなことあるのかと思って調べてみたらこれ。

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ソフトボールは大げさにしても、記事に書かれているようにビリヤードのボール並みの大きさはあります。

こんなものが頭の上から降ってくるなんて信じがたいことですが実際に起こったそうです。

今回の旅では一瞬ゲリラ的な雨が降ったのを屋内で眺めていたぐらいで水に濡れることはまだ一度もありません。

滅多にないことが起こったのでまたすぐに繰り返されることはないだろうとは思いましたがちょっと不安になりました。




それでも翌日の朝は文句の付けようがないほどの快晴。

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地理的なことはわかりませんが、奥さんのサラは健康志向で朝の散歩を日課にしているのでそれについていくことに。
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約一時間ほど歩くことを前もって聞いていたのでどのくらいのものかは想像できます。

彼らの家からさらに南に行くこと約6キロ、直線距離なら5キロほどでしょうか、目的地はSanta Cesarea Terme(サンタ・チェザーレア・テルメ)、ちょっとしたリゾート施設がある小さい街です。
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途中色々この辺りの地形や歴史的な話などを交えながら、それでも一時間でそれだけの距離を歩くスピードで進んでましたので、カメラを持った僕は結構マジモード。
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それほど背の高くない塔があちこちに見られるのが昔この辺りに住んでいた人たちの生活の名残。
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保管庫の役割もあったそうです。

酪農をしている人たちが小屋、休憩所、別荘(?)的な目的で作ったレンガ造りの建物が廃墟となっていくつも点在していて、わりと立地として景色が良かったりするのですが住むにはかなり手を加えないと無理かも。
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道端に見られる草花なんかもあまり見ることのないものばかり。
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フィノッキオセルヴァティコ
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ミルト

もっと澄んだ空の日はアルバニアが見えるそう。その先はギリシャか。
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僕は携帯電話を持たずに(そもそも繋がらない)出てきたのですが、サラの携帯電話ですら繋がらないポイントもあったりとか、ここではぐれたら二度と帰って来れなさそう(一本道やがな)。
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疲れているクリスティアーノと朝の運動に興味のない妻は、車だったら10分も掛からないといって僕らが目的地に着いたときに連絡しろと。
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確かに景色を眺めている間に追いつかれました(笑)。

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いい汗かいてからの朝食ですが朝一からはこんなもんです。
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明日の朝はこの辺りのビーチ(砂浜はほとんどなし)に来るよといわれながらもこの日は家の向かいの岩場で泳ぐからと早々に退散。







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帰ってシャワーを浴びることもなくそのまま海へ。直線距離だと150mほどなのですが岩が歩きにくくて到着に10分ほど掛かるのです。
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ほほう、ジャックも慣れたもんです。
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日本で海まで5分のところに生まれ住んでいたにもかかわらず、あまり海に行くこともなかった僕は、ましてや砂浜しか経験のない軟弱なビーチ対応力(?)では完全に準備不足でした。
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それでも1度入ってしまえばそれはもう水は綺麗だし人はいないし最高に気持ちイイんです。


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この辺りの人たちは慣れているのでこんなことも平気です。

次に来ることがあれば絶対チャレンジします(怖)。





近いもんだからいつまでも海にいなくていいんです。小1時間過ごした後もはやお昼ご飯です。
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プーリアは黒ブドウ作りも盛んですがロゼワインも良く飲まれています。

軽めの食事を取った後はもちろん昼寝。

夕方またちょっとお出かけするまで(晩御飯。ここでも食べることしかしてません笑)休憩です。










ちょっと離れたところらしいのですが一応ちゃんとしたレストランなのでシャツを着用。
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ココでも看板犬がお出迎えしてくれますが早すぎて(笑)。

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7人のテーブル席でのディナーは見た目からして楽しそうでしょう?

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帰りもお見送りしてくれました。
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翌日はまた海に出かけるので早めに退散。


海、ワイン、ご飯、昼寝、ワイン、食事。


帰ってからの体重計が怖いです(汗)。




(続く)





令和元年7月イタリア旅行記~プーリア編①


7月18日(木) 9日目。(プーリア1日目)

目的地に到着するまで7時間近く掛かるので一日仕事です。




一緒に行く予定のクリスティアーノはアリタリア航空のキャビンアテンダント、いわゆるスチュワート。

この日の朝6時にボストンから帰ってきてシャワーして一休みしたら出発したいから11時に待ち合わせよう、と。

何時間も寝てないのにそれからまた7時間も車運転するって大変だよっていうことで最初の一部分を僕が運転することに。




待ち合わせはLaurentinaの駅前。ただでさえ時間を惜しんで出発してくれるので遅れてはいけないと朝の出発は小学校の遠足並みに早く準備を済ませてテルミニ駅からLineaB(青い方のメトロ)。

予測不能な事態に陥っても大丈夫なように行動したお陰で余裕で到着。

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ほとんど荷物を持たずに(海行くだけだから)行動するつもりだったので鞄は1つだけ。

駅のどこで待ち合わせするとか言ってないのになんとなく会えるのがイタリアらしい。

クリスティアーノもキッチリしてるから予定より早めの到着。

挨拶もそこそこに早速ドライブ開始。

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前に会った時にはFiatの500(チンクエチェント)に乗ってたけど今回の相棒はこちら。

長距離なのでこの子の方が安定感あって助かりました。

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こちらの運転が慣れてないかも知れないと彼も気を使ってくれて自動車専用道路のパーキングエリアで交代。
前に会ったときには見下ろしていた息子のジュリオは15歳、もう見上げる高さに(汗)。

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晴れてて良かった(汗)。

結局200kmも運転しないうちに交代してしまったので彼にほとんど任せっぱなし。お疲れ様です。

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標識が出てきました、目的地の『Otrantoオートラント』が出てきましたが、さすが縦に長いプーリア、なかなか到着させてくれません(涙)。


ようやく到着して一番に迎えてくれたのがこの子、ジャック(犬)です。
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荷物を降ろしてシャワーを浴びてスッキリしてから早速夕食のスタート、前もって準備していただいてました(感激)。

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食事は海が見えるテラスで。なんと贅沢なシチュエーション。

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この先に見えるのがイタリア半島最東端。明日連れてってくれるそうです。

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夜が更けるのはまだまだ先、屋外でのシャンパーニュは格別。

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ダンディなお父さんと上品なお母様、そして手持ち無沙汰な感じの息子(笑)。

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おっと、この子も参加してます。

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今日は待ち合わせて、車運転して、シャワーしてご飯食べただけですが、充実感は半端ありません。





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この夜は『ストロベリームーン』の見えるアドリア海でした(酔っているのではなく、技術の問題です)。



明日は海(水着なし)!

(続く)







令和元年7月イタリア旅行記~ローマ編⑧


7月17日(水) 8日目。

翌日からプーリアに行くので気持ちが落ち着かないわけではないけどあまりすることを入れずに過ごしたい日(どんな日)。


ということで、先日会ったモニカのお店へ。

彼らと食事をした翌日からトスカーナに小旅行に行ってくるといってたので、そのお土産をくれるから取りに来るように言われてたので厚かましくも行ってきました。

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黒を基調としたインテリアは彼女のイメージにぴったり。

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いくつかモチーフがあるらしく、見ているともしかして・・・というものもあります。

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お分かりでしょうか、いくつかは海底生物なんかを意識したデザインがあって、巻き貝やイソギンチャクやくらげなどからもインスピレーションを受けたと説明してくれました。

ですが、
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これはご想像にお任せします。本人に確認取りましたが、アレです(笑)。

Spazio Manassei Gioielli
https://www.spaziomanasseigioielli.com/

Via Bocca di Leone 31 Roma

ご興味あればお立ち寄りください。

個人的にはお店のデザインや構造のアイディアが面白かったのでそちらに興味があってそればかり見てましたが。

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お土産のビスコッティもゲット。



あとはいつものチョコレート屋とパンテオンの店を冷やかして早々に帰宅。

あ、今日も自転車で移動してました。
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そしてこの日のメインエベント、我らのローマのワインの師匠アンドレアとのお宝ワイン会。

もう説明するのも無粋なラインナップ。

quattrochampagne
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アンドレアの家族は元々トスカーナの人たちなのでそちらにも家があるということでこちらからもカントゥッチのお土産(何人分)。
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カントゥッチにはヴィンサントが欠かせないとマグナムで(何人の夕食・・・)。

言い表せないほどの歓待を受けて明日も早いので早々と・・・時計は2時を指してました・・・





明日はプーリア!


(続く)








令和元年7月イタリア旅行記~ローマ編⑦


7月16日(火) 7日目。


曜日の感覚が無いまま過ごしていたので先日のブログの曜日が間違って書かれてました(ただの間違い)。

訂正しました、スイマセン。


何もしてなくても疲れる日が続いているのでこの日も体調を整える日に当てようと、『ガッツリでなく会える人』を決めて街に下りていきました(どんな決め方( ꒪⌓꒪))。

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始発には違いないけど住宅地を通る狭い道なので小さいバスが1台留まってます。運転手がいないのでエアコンも効いてないし外で待ちます。

家から徒歩3分、家を出てからもう30分近く経ってますがまだバスは出る気配なし。

それなりに出発時間を知ってるのか後から乗客が来ましたがそれでも我々を含め4人。

これがイタリア、こんなことで挫けていては生活できません。

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それでも木陰もあるし座るところもあるし待ち甲斐があります(笑)。


慌てることなく待ち合わせ場所に行くと先に来ていました。
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元上司のステファノ。

今は違う仕事をしているらしいので会えるとも思ってなかったのですがローマにいることをSNSで気付いて連絡してきてくれました。もう1人会いに来たいと言ってくれた友人もいたんですが、仕事の調整がつかず断念。


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日本に商材を送ってやるから商売しろ!と色々けしかけてきます。あれだけ一緒に仕事したのにまだ僕のことをわかって無いようで相変わらずな感じはなんとも表現できないのですが、まだまだお金儲けには飽きてない様子で安心しました(笑)。

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パンテオン近くの穴場のカフェ。ここも働いていたところですが色々あって今は前のオーナーはいません。


僕はこのあと夜まで予定をいれてませんのでぶらぶらとジェラートでも食べに行こうかとナヴォーナ広場方面へ。

この辺りの希望がややひねくれているのですが、『今風にイケた感じを出してないややショボいジェラート屋』に行きたいと言い出したのでココ。
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失礼な言い方をしましたが、昔からあるものすごく有名なジェラテリア。何十回も来てますが名前は知りませんでした。ナヴォーナ広場のすぐ近くにありますが良心的な価格と安定した品揃えでみんなから親しまれています。

その足でゴヴェルノヴェッキオ通りを散歩。

日本のネットニュースで話題になっていたティラミス屋さんを発見。買いませんでしたが(´Д` )
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もうココで妻は限界。帰って明日のために休むということで別行動。



僕はといえば次があるというもののまだ日が高いので夜の待ち合わせにも時間があるので再びパンテオンへ。




夕方のこの時間になると毎日来ているとの情報を真に受けたわけではないけどホントにいたこの男!
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アレッサンドロ、小柄なのでみんなから『サンドリーノ』の愛称で呼ばれているフリーカメラマン。

自由な生き方がイタリア人の中でも際立っていた彼は今農業に従事しているとのこと。

といっても経営者として走り回る毎日だそうで夕方のこの時間だけが彼のリラックスタイム。

『俺は今までPeroni(ペローニ:イタリアを代表するビールメーカー)の消費者として生きてきた(要はただの酒飲み)けど、今はPeroniが俺の消費者だ!』と、一瞬何を言い出したのかと思っていましたが、彼の生産している大麦をペローニ社に卸しているということ。ペローニ全部の大麦ではないと思いますが、彼の達成感は共感できました。



そんなこんなでウダウダしていたらいい時間に。

待ち合わせはココ。
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ティベリーナ島(テヴェレ川の中洲)のサン・バルトロメオ教会の前。

まるでデートの待ち合わせのような場所を指定してきたのはこの男、アレッシオ。
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アメリカ人の友人と少し説明しにくい仕事をしていたときに(笑)よく遊んでいた友人の1人。

中国語を操り、本の翻訳などを手がけていて日本の武道について訳したこともあるのでアジアの文化に精通しています。

ここでももう一人参加する予定だった友人が家族の事情で来れなかったのは残念ですが。



さてココで問題です。

これは何の花(植物)でしょう?

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正解は『ケッパー(イタリア語でCapperi:カッペリ)』です。

ティベリーナ島の中にある建物を囲むように組まれている岩の壁の間から生えているのにみずみずしくとても可憐な花が咲いている姿に思わず見とれてしまいました。

よく見ると実も成っているじゃないですか。植えてあるんじゃないので勝手に取っていっても大丈夫そうです。

しかも沢山あるし(笑)。


至る所にブースが立ち並び、イベントが準備され、夏の水辺を楽しむ人たちでいっぱいです。
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食後の散歩がてら川沿いをブラブラと。
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川の両側に立ち並ぶブースが延々続きます。
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なにやら座談会のようなものも
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帰りは車を留めてある所まで歩いたのですが結構ありました(T_T)。
その途中カンピドリオを抜けて
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ローマの象徴の狼像を見て(レプリカ)
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なにやらカメラを構える人だらけだと思っていたら月食だったそうで。ギリギリわからないくらい(笑)の写真。
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さて、明日はローマ前半最終日。

帰国前にもう一度戻ってきますがほとんど予定が詰まっていて自由なのは明日だけ。

それほど遅くなる前に帰宅です(23時30分着)。


(続く)





令和元年7月イタリア旅行記~ローマ編⑥


7月15日(月) 6日目。

この日は去年の夏に大阪に訪ねてきてくれたフランチェスコのお宅へ。

今後の行程で大きいスーツケースを持たずに国内移動したくて誰かに預けて行きたいのに、ローマに戻ってきた時みんなバカンスに出かけているんですが、彼に予定を聞くと大丈夫って。
預ける大きいものもあることだし足がないのでタクシーで行こうかと。

そこにトミーが、

『送っていってあげるよ~』

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素敵な提案を断るわけも無く、30分以上掛かると覚悟していたのが15分で到着。




確かに不便ではあるが車がある人にとってはたいした距離ではなく、むしろ閑静な・・・・・


ひと言で言うと『いいお宅』です(驚愕)。



最初に僕らがちょっとだけ日本の食べ物を準備するのであとは少しだけアシストしてくれたら・・・って言ってたのに
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もうこれだけ準備されてました(汗)。

奥さんのツィンツィアは一見厳しそうな感じもするけどとても素敵な女性。料理がプロ並みに上手だと聞いていた上に、キッチンには誰も入れさせない!と脅しを掛けられていたのだけど(笑)、好奇心も強く日本食の手順なんかも熱心に聞き入っていたので今回は許可を得て作業出来ました(笑)。


キッチンに入るといきなり目に飛び込んできたのがこちら、
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『常に誰かのことを考えて料理はするもの。でなければ食べることしか考えてないのよ、あなたは』・・・みたいな。



一方旦那のほうは飲み物専門で、暇なもんだからバンバン開けてくれる(笑)。一杯しか飲まないのに新しいのをどんどん開けるのを奥さんも何も言わないのはこういう家なのか・・・・ありがたく全部いただきましたよ(笑)。

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キッチンで飲み始めたのは良いけどまだ17時です(笑)。

最初にその日本食的なものを出した後はこれ。
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もうこれだけで満足なくらいですが食べ物もまだまだ続きます。

シャンパン好きのフランチェスコの渾身の1本。
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と思ったらもう一本(驚)、こんなに歓迎してもらっていたとは・・・・感無量です(涙)。
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ところがここでも終わりません。見たことない(飲んだことない)お酒が続きます。
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いいのかなぁ、これからまだまだ続くのにここで1番良い思いをしてしまって・・・と思っていたんですが・・・

(続く)





令和元年7月イタリア旅行記~ローマ編⑤


7月14日(日) 5日目。


今日は、最近ローマ市内で自然農法にこだわった農産物や畜産物などが売られているメルカートがあり、曜日ごとに会場が違うので今日はチルコ・マッシモの脇にあるところが開いてるからそこへ行こうと。


その食材で夕食を作ろうと、まさに一日掛けて『食べること』に徹する日です(笑)。

友人のトミーの車で快適に行くことが出来ました。
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友人もテンション高めです(笑)。

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メルカート・キロメトロ・ゼロ(Mercato Kilometro Zero)と呼ばれる、キロメトロ・ゼロ、すなわち生産者との距離がありませんよ(ゼロ・キロメートル)というネーミングなのでしょう、お洒落感もゼロですが素朴な感じのお店が一杯で楽しそうです。
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トミーはお腹が空いていたのかどうしてもココでピッツァ・ビアンカを買ってすぐ食べてました。

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われわれが色々言ってもこだわりが強いので買い物は彼らに任せました(笑)。


ココでは主に野菜と果物を購入したのでそれ以外のものを買いにスーパーマーケットへ。

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久しぶりのイタリアのスーパー事情を調査するために絶好の機会ですが、まず最初に衝撃の事実。

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パックの寿司が売られているじゃないですか!種類は当然ながら日本ほど豊富ではないにしても普通に並んでるところがなんとも異様。常識は変わるんですね・・・。

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激安のワイン。まさかと思ったらこれを爆買い(笑)

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今回の旅で一番飲んだのはこのビール、サルデーニャの『Ichnusa(イクヌーザ)』というビール。

無ろ過のタイプ(しかないのか?)で少し濃い目に感じるけど素朴なテイストで僕らの周りではプチ流行ってる感じ。

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真剣に話し合ってるように見えますが明日のヨーグルトの種類について討論中(笑)。

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日本のスーパーとの違いはレジにも。流れてきたものを自分で詰めます。

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車で4人で来たからいいものの全部運ぶのはひと苦労な量(汗)。特に安ワインが(笑)。

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帰ってからの準備やアペリティーヴォなど、書きたいことがいっぱいありすぎて無理(笑)。

二人の友人と家主の弟を加えて夕食が始まったのは22時。

また今日も食べることに関して費やしてしまった・・・想定内ではありますがちょっと胃が疲れてきたかも。

(続く)





令和元年7月イタリア旅行記~ローマ編④


7月13日(土)。 4日目。


今日の予定は洋服屋のヴァレリオとの食事。


『会って』『食べる』が今回のローマ滞在のすべて(笑)。

意外に体力が要ります。


ヴァレリオは家族で街のど真ん中にお店を経営していたのですが、店舗売りよりオーダー形式の受注製作がメインになったのでバカ高い家賃を払う市内のお店を閉めて一室で得意客や口コミのお客様だけの商売に転換して引越したところでした。

なので今回訪ねて行ったのはふつうのアパート。
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スペイン広場から5分ほどにもかかわらず、アラ・パチスの脇をテヴェレ沿いに行ったところにある街中のオアシス的な雰囲気のあるところ。

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今は仮の住居にもなっているので少しごちゃごちゃしてましたが、出てくるサンプルや生地などは誰もが知っているようなブランドのものばかり。

https://www.instagram.com/sartoria.castiello/
(ヴァレリオのインスタグラムアカウントです)

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オーダーのシャツも値段を聞いて思ったより安いので次回は作ってもらうことにしました。

一緒に出迎えてくれたのが一人娘のドミニク。
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おとなし目の子ですがお土産に渡した水に入れると形が変わるスポンジがいたく気に入ってくれたらしく、今すぐ1つだけ!とお父さんにせがんで許してもらったのですが気がつけば全部使ってました(笑)。ありがとうのハグをしてくれるところが可愛いです。

そして今のパートナーのモニカと合流してティブルティーナにあるレストランへ。(※このモニカが今回出会った人の中でも指折りの人物だったんです、また後日書くと思いますが)。

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魚も肉も、いかにもローマなテーブルになるメニューでお腹がはち切れそうになりましたよ、年甲斐もなく汗。

子供はちゃんと別腹を用意していたらしく、地元のジェラート屋さんへ。
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この時間でも?この時間だから?人でごった返してます。

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この日も結局食べにいっただけです(それでも早い時間に帰れたほう涙)。

(続く)





令和元年7月イタリア旅行記~ローマ編③


7月12日(金)。3日目。

日付を入れておかないと忘れてしまいそうなので。



この日は友人の元の家(引っ越す前の)に2台の自転車があるので、それを使わせてもらう代わりに今の家まで持って帰ってきてほしいとのこと。

双方に都合が良く、なんていい提案なんだろう!と一緒に外出。

スペイン広場の近くにあった元家は直線距離だと3キロないくらいだけど、とにかく一方通行が多いのと曲がりくねった道の連続で、決して大げさではなく『気が狂ったようなスピードのバイクの運転』の後ろに乗せてもらいながら(2台で)行っても20分は掛かったかも(笑)。

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前の晩にありがたくも辛い(笑)歓迎の宴があったので昼は控えめにしたいと思っていたので昼ごはんを食べようという提案を丁寧に断り、またまたパンテオンの店でフルーツのみの昼食。
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なぜかパンまでついてくるサービス(笑)。

僕の自転車は友人が乗っている子供用のシートが取り付けてあるママチャリ、妻のは9歳の娘が乗っているマウンテンバイクです。9歳の女の子とサイズが一緒なんてちょっとびっくりしましたが(苦笑)
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この日の夜は僕と妻は別行動の予定。

妻は家で昔の友人を含め他の人と晩御飯。僕も昔の友人たちと外で会うので、一旦自転車を持ち帰って一休み。

昼間は暑いのであまりうろうろせずに体力温存のために一旦帰宅なのですが、それが出来るのも夜のスタートがそもそも遅いからなのですね(苦笑)。

4時くらいに戻ってシャワーを浴びて一休みしてから僕が家を出るのが20時頃。昼寝も出来る余裕です(笑)。

20時に僕も会ってみたかった妻の旧友にが来たのでその彼に会ってから出かけました。
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そのあと準備を始めたのが21時ごろ、食事が始まったのが22時半ごろだそうなので僕が帰った深夜1時ごろにやっと最後の人が帰ったくらいのダラダラ食事会だったみたいです(汗)。

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コレでも明日からの行動に向けて抑え気味の一日だったんです・・・・・


(続く)









令和元年7月イタリア旅行記~ローマ編②


ローマ2日目。

里帰り的な訪問を済ませておかないとココの親父は神出鬼没で会えない確率も高いことから、後で慌ててしまうのを避けるためまずはパンテオンへ。

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稀にいるコアなファンで覚えていらっしゃるかもしれません『俺のパンテオン』

パンテオンはどこからきてもここから入ります(笑)。


以前働いていたお店がじわじわ移転していくので行く度違う場所なんだけど今回は前回のとなりの物件(笑)。よく空いてたね、親父。

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行かないわけじゃないけどあまり意識して見ないパンテオンの裏側。

ここを通り抜けるとパンテオンの右後ろに出るわけで、そこからすぐの親父の店。

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安定のミケランジェロ68歳現役。予想外に会えたのに久しぶりなどとは一切感じさせず挨拶もそこそこ、ベスポーネ(大きいベスパって言う意味・正確にはベスパではない)で買出しに。

ローマにはしばらく居るので昔の同僚に挨拶してスイカで水分補給して我々も次のミッションへ。

(※注:ローマ・パンテオンにお越しの際は是非【Miscellanea:Via della Palombella 34】『休憩・待合せ等』に非常に便利でお安いお店です。軽食もあります。)

今日の一番の目的、専門学校時代のクラスメートのお宅へ。

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17年ぶりくらいでしょうか、なんとなくSNSを通じて繋がっていたのですがなかなか会う機会を持てず今回唯一彼が会える時間が取れたのがこの日の夕方。非常に個性的で感性豊かな彼のその後を見ることが出来て満足です。

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この窓からの眺めを切り取るためだけにココに窓をつけたということ。サンジョヴァンニ・ラテラーノが一望できます。

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部屋の装飾も相変わらずな感じで安心しましたよ、ルイス。

(続く)





令和元年7月イタリア旅行記~ローマ編①


ローマに着いて最初に何を確認したかというと空港内に飛んでる『Wifi』です。

正直これからの僕たちの行動はコレにかかっているといっても過言ではありません。便利になったのが当たり前になってますが、前回の訪問よりどのくらいアクセスしやすくなっているかがこの旅の指標になる気がしたからです。

関空ではバシバシ飛んでましたしアクセスする方法も簡単でしたが、なぜか香港では相性が悪く繋がらなかったんです(帰りの乗り継ぎのときはあっさり出来ました何故)。

不安もありましたが到着荷物を待っている間に繋いでみたんです。
その間に妻がトイレに行くといって妻の分の接続もしようと端末を預かったのは良いのですが、荷物が流れてくるレーンを間違えていて移動したらコレが最初のハプニング。

移動することを伝えられずに移動したもんだからもちろん妻が戻ってきたところに僕は居ません。が、連絡する唯一の方法は僕が二つとも持ってるし・・・・。お陰でレーンの端から端まで行ったり来たり。僕もトイレに行きたかったのでヤバかったですがなんとか2往復目に遭遇。大きい荷物を二つ持ち、尿意を我慢しての往復(しかも微妙な坂が合ったりして)はこの先の苦難を象徴するかのような出来事です(苦笑)。

それなのにあえてレンタルのWifiルーターを借りようともせず余裕かましてました(後悔)。


用がなければテルミニ駅には行くことがないのですが、今回お世話になる家がParioli(パリオリ地区・ローマ市の北東辺りに位置する住宅地)にあるので空港からタクシーで行かない限りテルミニに行くのが普通です。

久しぶりのレオナルド・エキスプレス号
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駅構内も少し変わってるとこがありましたがそれほど大きな変化は見当たりません。

あってもなくてもよさそうな改札の自動扉はありましたが、結局中に入ってから有効を示すTimbro(刻印)を押さなければいけないので二度手間だと思うのは日本人だからなのでしょうか。

派手なデジタルサイネージのような入り口のガラス上の演出もイマイチだったり。安心しました(笑)。
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あまりバスで行ったことのない地域なので(普段は自転車移動でしたから)どのバスが行くかは前もって調べていたにもかかわらず不確定(そんなんでいいんか)。

910番が近くまで行くのは調べがついてましたが一番近くに行くのは52番。
テルミニから出ているのは910番だけなのでそれを乗り継ぐ計画(もはや不安・大きい荷物×2&眠気)でしたが、後は運転手に聞けばいけるだろうと地図で見ていた乗換え地点辺りで1度確認。『今のバス停で降りて52番に乗り継がなきゃ!ココで降ろしてあげるから!』と信号待ちで降ろしてくれました(御免)。
ちょっと歩いて戻って、意外とすぐに52番発見(今思うとラッキー)したけどまた聞かなきゃ・・・。

我々が目指すところに一番近いバス通りはわりと長らしく、そのどの地点で降りたらいいかが定かではないんで(バス停に名前がない・あっても誰も知らない)運転手に色々質問して降ろしてもらうところを決定。後で確認したらそのバス通りの入り口だったんですが(泣)。結果、そういわれるほど長い道ではなかったので7,8分歩いて目的のとおりに到着。ココまで来たらもう着いたも同然、暑さを我慢してもう一息。

『私が居なかったらコンシェルジュに鍵渡しておくから』と言われていたのでとりあえず入り口のベルを押して待ってると、アジア人が二人大きい荷物を持って汗だくになっているのを不審に思ったコンシェルジュに『どちらへ?』と尋ねられましたが、友人の名を告げている間に気付いた本人が玄関から出てきたのでした(なんやおるんやないけ)。

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素敵だけど不思議な作りのお宅。

朝ごはんを一緒に取ろうと待っていたのに着いたのが10時半頃。遅めのブランチに付き合ってもらって時差ボケ対策に仮眠を少々。
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僕は妻が友人との晩御飯の準備している間にちょっと時間をもらって友人に面会。実に久しぶりですがお互いあまり時間がないので迎えに来てもらって近くのPonte Milvioで約45分の再会。

オリンピックスタジアムからもそう遠くないですが、地元の人が集まるお店が並ぶ地域。
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トラメッツィーノ(サンドイッチ)とピッツァを合わせたような食べ物『Trapizzinoトラピッツィーノ』が有名で、それとビールで乾杯。
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色々あるのに久しぶりにいい顔見せてくれてありがとう、ファブリツィオ。

到着当日の一番の目的は体調管理と友人宅での食事。日本から持っていった食材で感謝の意を込めた久しぶりの食事会です。
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食事を用意した代わりにワインを出してくれた友人。そして予定外に相方さんが来てくれたからか、出し渋っていた大事なシャンパンまで奮発してくれた友人(笑)。
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こうしてローマ初日の夜は更けていきました・・・

(続く)





令和元年7月イタリア旅行~導入編


去年の末から言い出して、1月に入って具体的になり、2月にチケット手配しなければ席もなくなり値段も上がると慌てだし(ホント皆さんよくそんなに早くから計画立てられますね汗)友人の予定に合わせたイタリア国内の移動も考えつつ・・・・

何一つ決められない2月半ばは焦りまくってました(苦笑)。


とはいえ、一旦決めてしまえば頭と尻は動かないので国内の予定をゆっくりと・・・と思っているうちにもう5月!

色々決まらないながらも国内線チケットの手配、現金やクレジットカード、レンタカーの手配、宿の手配、訪ねるワイナリーの予約、友達の予定確認、おみやげの買出し・・・等々細かいことを含めて何とかギリギリ間に合った感じです。

(1週間前にスーツケースが破損していることに気付き、慌てて購入するとか汗)


フライトは18時。昼過ぎに家を出たら間に合うので、最後の洗濯や掃除を済ませて余裕の出発。

スーツケースもあるし、タクシーで新阪急ホテルから出ている関空行きのバスに乗ると、大きい荷物で上がったり下がったりしなくて済むのですが、今回は3週間の工程なので往復を買うと少し割引なのに有効期限が2週間!
そんなのあったんですね(泣)。


いまどきはネットでチェックイン済ませておくのですべてがスムーズで希望の席も確認されるだけ。

3列席の間1つ空けて席を予約したのはもしかしたら誰も来なければ広く場所を取れるかなとかすかな期待を持って予約したんですが、いっぱいだったので(しかもその魂胆はバレてました)となりにすることを勧められました。

ちなみに今回はキャセイパシフィックを利用。もちろん他にも色々検討しましたが、出発時間と到着時間が負担が少なくいけそうだったので。


いつも飛行機の中では調子に乗って食べて飲んで・・・空港に着いたらもはや疲れてる、ってことを何度も繰り返してるので今回は年齢的にも節度を保てるはずだと心に誓い・・・ビールは一本にしました(笑)。


スムーズに行くことが何よりも旅行を楽しめるのだと思いつつも、何かハプニングがないとネタにならないというなんともマゾヒスティックな大阪気質を刷り込まれてしまっているのでトラブルを楽しめるのも旅行エキスパートへの近道かもしれません(笑)。


って、まだイタリアにも着いてないやないか!

香港で北京ダックのまね
香港でトランジットの時間つぶしで北京ダックのまねをしてるところ

(続く)