オオサカジン

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I Pod touch のバッテリーを交換してみた


小器用な感じでいろいろやっているようで電気系はあまり得意ではないんですよ、実は。

分解してみて失敗して、それでも段々上手くなっていくっていうのを期待していつも分解まではするんですが、成功が伴ったことが無いからか次に続かないんですよ。

それなりには触ったこともあるし、分解・修理はするんですがどうしても苦手意識が拭い切れません。




音楽はIPodtouchでかけてるんだけど繋ぎっぱなしにしてしまうことがあるので何度かやってしまいました、バッテリーの膨張。

IPodtouch膨張


近くのショップで修理してもらったことあるんだけど微妙な価格設定で気になってたところ、隣の担当家電美容師がiPhone5のバッテリーを交換したことがあると情報をゲット。

そんなに得意そうじゃない彼が出来るのならやってみようかと思い立って調べてみると結構やっている人が多いんですね。

Amazonなんかですぐに出てくるししかも安いし。




接続はハンダでくっつけてるんですね、意外。

それならついでに、



かなり型遅れのIPodtouchなのでダメ元で注文。


バッテリーセット


当然ながらすぐに到着。


分解するのは嫌いじゃないから早速取り掛かりましょう。

ドライヤー


接着剤はヒートガンで温めながら剥がしていきます。といってもドライヤーですが。隣の。


鬼門になるのはフロントパネルを持ち上げて本体と離すときに間に咬ませてあるプラスチックのフレーム。

白枠


これをパキッと逝ってしまった失敗が良く報告されてます、人のブログで。


そこまでは意外なほどスムーズに進みました。何てったって既にフロントパネルが浮き上がっているからピックみたいなやつを入れるのに手間取ることもなかったので。


実際手間取ったのは中のシルバーのカバーを外すときにネジが固かったこと。付属のドライバーを使うも全然頼りなくってネジの頭がつぶれるかとヒヤヒヤしましたが逆にドライバーがつぶれそうになったので自前の精密ドライバーを使いました。これは今回のポイントにあげたいです。しかもなんか一本だけネジ短いし。ワザと?

膨張バッテリー

出てきました今回の主役、膨張バッテリー。シルバーのパネルを押し上げていたのでネジが開きにくかったのかもしれません。


ハンダ付け部分

ここですハンダ付けは。

ここの作業もあんまり得意じゃないしイッパイイッパイだったので画像は無し。スイマセン、肝心なところなのに。



電源確認

一応フロントパネル閉じてしまう前、接続したときに電源入れてみて稼働するかチェック。2度手間なしの作業の鉄則。

仕上り

まあそれなりに同じように戻していって、パネルが曲がってしまってるかと思ってたけどそのまま使えました。これを交換となるとAmazonでも安くなかったしなぁ。


ハンダは接続させた上からではなく、基盤と端子の間に入れ込むと端子に空いた穴から出てきて接着するという、その業界の人は普通なのかもしれませんが素人は初めて見ましたよ、発見です。


筋

画面の真ん中に筋が出てる!これは失敗なのかと思いやり直そうかどうか迷ったんですが取り敢えず使えそうなので今回はスルー。

自信に繋がったのでOKということで。


これは頼まれても請け負いませんので悪しからず。





自粛のおかげで出来たこと


春先の自粛期間中ずっと店は閉めていたけど中で商品撮影とか書類整理などしていたので一人で店内で過ごす時間が長かったです。今は時間短縮の営業ですので少し状況は違うとはいえお客さんの出入りは前に戻ったとは言い難いです。


店で1人でいる時間が長いと色々気になるところが目についてだんだん欲が出てきました。元々工作好きではあるけど、工程を組んだり準備したりするのは面倒なのでなかなかやる気スイッチを入れることもできなかった今、時間もあるし重い腰を上げる理由としては十分です。


まず、商品撮影をするのに店の入り口にある商品棚を利用していたんだけど高さが快適ではありませんでした。腰をかがめて大量の撮影するのはハードです。さらにはその少し上に自作の棚を設置していたのでスペース的にも開放感はありません。自分で設置したんだから最初からそうしたらよかったんだけど、後から設置したというのと、ディスプレイ優先にしていたので写真撮影マターは排除された設計です。

使用前


引き出し式のミッドセンチュリーデザインの棚はカッコよくて気に入っているけど、強いて言えば『あまり商品が入れられないうえに見にくい』という致命的なものでした。なので開放感があってたくさん入ってお客さんにも見やすいものを設置したかったんです。デザインと機能は両立しないというのが信条、妥協ではなく、攻めたアイディアも取り入れたものを作ろうかと。凝り過ぎずシンプルなのにカッコ良いって一番難しいのは承知の上、デザイン開始です。

まずはざっくり手書き。

棚図面

今まで何度も経験しているので木材を選ぶときに若干調整しなければいけない場合が出てくるけどとりあえず設置するところに純粋に作りたいサイズを描き込みます。

必要な枚数を間違わないように書き出してから材料に対して割りを決めます。
枚数チェック

板割り付け
なるべくロスの少ないように材料を使いたいのでこれも絵を描いてチェック。

このくらい大きいものになるとホームセンターでカットしてもらうサービスを使うほうが断然正確に綺麗に仕上がります。

プレカットを頼むのも何度も経験してますが、ホームセンターのカット担当の人の事情も鑑みながら割を決めないで自由気ままにサイズだけ割り込んでいくと失敗したことも数知れず。経験です(笑)。

カットした木材を持って帰ってきた時点でほぼ組み立てるだけなので形を作るのはめちゃ早です。
仮組

天気のいい日にやったので公園の横でやってました。お邪魔にはなってなかった…と思いますけど。

色塗り
こげ茶がウチのベースカラーの一つなんですが今回はチーク(赤味かかった木の色)を選びました。上品な落ち着きが感じられる高級感ある風に仕上げます。艶が出るまで判りにくいかな?

色塗り仕上げまではすっ飛ばしますがこんな感じになります。
塗り仕上がり

塗り仕上がり2

照明もつけてしまっているので早いようですが2日間かかってます。

そうそう、照明のやり替えも計画してました。

お店の棚って一番の仕掛けが『照明』ですよね、実は。手作り感のある素敵な家具はたくさんありますが照明を組み込むことは素人にはハードルが高いものです。たくさんの失敗と経験を積んでるのでアイディアはあります。

これもまず図面作成から。

電灯図面

現在設置している照明も自分でやったのですがそれを全部同機種のLED タイプに変更予定。

上手くいけば電気消費量1/3に出来るので少々の投資は仕方ありません。

ワット数
ワット数変化

現在のそれぞれの消費量(ワット数)を書き出して、変更後のワット数を記入し合計したもの。僕にしかわかりませんが(笑)。

わずか数年のことですがLEDのクオリティと価格は激的に変化しました。なかなか気に入らないデザインと照明の色味、技術的にも随分進化したんでしょうね、100%とは言わないにしてもかなりの満足度で決断できる時が来ました。

一日で全部替えることが出来ない(一人でやってる&想定外のことも起こる)ので1週間はかかりましたね。以前に使っていたものの処分も含めるともっとかかりました。



この作業をしたのが7月。夏はエアコンの電気代、冬はオイルヒーターの電気代が相当かかってくるので目に見えて減ることはないと思っていましたが目に見えるほど節約できました。明細はお見せ出来ませんがかなり違います。
ウチには冷蔵庫的なもの(セラーも含め)5台あるのでこれが大きいのかと思いきやハロゲンランプは相当なものだったんですね、見直すって大事です。何気なく10年過ごしてきたのが悔やまれます。

年が明けるまでこの記事を書けなかったのは電気代のチェックも半年くらいしてみたかったのが理由ですが初期投資は回収できたはずです。


今からでも遅くないはずですのでこの自粛が延長されたのがきっかけでお店のアップデートを考えている方、ご相談承ります(笑)。

※2021/02/25 追加↓

足元灯のナツメ球10w E12 はどのタイミングでLEDにしたらいいか迷ってました。熱効率が悪いので直ぐに切れるためストックがそれなりにありました。しかもナツメ球のLED版はルーメン表記はしてあるものの信頼出来そうに無い扱いを常々電球売り場で感じてました。メーカーによってルーメンの基準が違うのではないかというくらい消費電力とのバランスがおかしいので試しにちょっと買ってみようとはならなかったんです。がとうとう背に腹は代えられない状況になったので(ストックが切れた)買いに行きましたヨドバシへ。
ナツメ球LED

結論から言うと『しゃあないな』です。現在のものと比べるとやや白っぽさと薄暗さは否めませんが一般的に言う『LEDの消費電力×4が通常の電球の消費量』だと想像していたほど暗くはなく、それなりな結果です。7.5wくらいのイメージ。

ナツメ球LED2

常夜灯なので点灯し続けていることを考えたら随分な節約になりそうです。

10w-0.5w=9.5w × 3か所 =28.5wですからね、バカになりません。