オオサカジン

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ココメロ?アングーリア?どっちもスイカです


イタリアじゃフルーツが安かったので毎日のように大量に食べてました。お菓子やスイーツ系のモノを買うより断然安いのでチョット日本の物価の感覚では目にする機会が全然違います。

僕が働いていたお店でも季節ごとに大量に仕入れてくるものが溢れていました。通常のベースに使われていたリンゴやバナナ、キウイなども当然ですがつまみ食いしても全くわからないのでよく頂いてました。

イタリア語でスイカを『Cocomeloココーメロ』や『Anguriaアングーリア』といいます。地域によって使い分けているのでしょうか、方言なのか。ローマでは両方通じていましたが。

夏前ぐらいからびっくりするほど大きいスイカをオーナーがベスパの足元に2段重ねで買って来ていた姿は今でも忘れられません。向こうのスイカはいわゆる俵型で、日本だと黒部スイカと呼ばれる富山の名産のスイカのような形をしているものがほとんどでした(地域にもよるのかもしれませんが)。
チューブ型をしているので切り方が丸のスイカと違います。丸のスイカで多く見られる切り方は三日月形に8から16等分しているのを見かけますが、輪切りにしてから半分、もしくは4等分してナイフとフォークで食べるのがイタリア流です。

日本に帰ってきてもスイカを食べたい気持ちは薄れることはないので夏になるとよく買いに行くのですが、一番の問題は『重量』です。要は重たいんです。

たくさん食べたいので丸のまま買ってきたいけど我が家の手段はバイクか自転車しかありません。命がけで買いに行ったことも何度もありますがもう大人なので最近はネットで買ったりしてます。

ところが卑しさは変わることがないので安く大量に買えるとなると欲張ったりしたくなるので色々考えた結果。

スイカ1

去年の夏に食べたスイカから採れていた種を洗って乾かしておいてあったものを数日水につけて戻し?たあといろんな人のブログを見て植えておいたものが1週間かけて芽生えてきたのです!

スイカ2

このためだけに用意したプランターに植えてみたのですがどういう環境が適しているのかわからないので、先住民のいちぢくの鉢にも植えておいたものも出てきました。

スイカ3

こんなにたくさん植えてどうすんねん、とツッコまれそうですがこれから元気な子を残して間引いていくのでとりあえずたくさん種を蒔いておいたんです。

実家で祖父らがスイカを作っていたので何となく記憶にある成功体験と現代の情報網を駆使して小学校以来の植物成長日記をつけていますのでどこまで行けるかわかりませんが先ずは実をつけるとこまで(大きさはさておき)頑張ります。

ベランダでどこまで行けるかなぁ。

楽しみです。