令和元年7月イタリア旅行記~最終日編

コッポレッタ

2019年09月14日 16:27

7月29日(日) 20日目。(実質最終日)



翌朝10時には空港に向かう予定なのでし忘れたことがあるなら今日しかない、と若干無理やり仕納め感のあった日。


近所に素敵なバールがあるというので見に行くことに。




市内からクリストフォロコロンボに入って程なくしたところにある閑静な場所のロータリーに面した大き目のバール。




綺麗なショーケースに入っているのはいつものコルネットやボンボローネだけではなくケーキも多種多様。



ジャックの店で働いていた妻はチョコレートにうるさいのですがココのものは一目置けるとのこと。



ワインの品揃えもその辺のワインバーには負けないラインナップ。それ以外のお酒もかなりしっかりと揃ってます。




ケーキの品揃えもパスティッチェリア並。



Pasticceria Bompiani

http://www.pasticceriabompiani.it/





車で移動してチェントロへ。車が入れるのは限られたところまで。チルコマッシモに留めて後は少し長めの散歩。




ヴィットリアーノも久しぶりに見るとなんか感じが違いますねぇ。






首相官邸の横らへんを通ってパンテオン方面へ。ここで一旦フランチェスコは何かすることがあるそうで離脱です。




ずっとパンテオン近くで働いていたにもかかわらずココには入ったことがありませんでした。






裏手の通りではありますがどチェントロ。生活スタイルが違うと見えるものまで違っていた典型的なパターン。







世界観がしっかりしている上に自信溢れるお店の経営方針が随所にみられます。勉強になります。

Moriondo & Gariglio

http://moriondoegariglio.com/





ローマならではの光景。






ピアッツァ・ミネルヴァというパンテオンの裏側にある広場で演奏している人に足が止まります。





お供しているワンコはエロス君。オスで人間の女性が好きだから、と飼い主の演奏者(笑)。






知らないアーチストですがチンツィアは気に入ったらしくCDを購入。



パンテオンからすぐのピアッツァ・カプラニカ。こんなところにも今の流れを感じます。




住んでいたときはこのガレリアを見上げることもなかったんでしょう、こんなにカッコ良かったんですね。





Via del Tritone(トリトーネ通り、バルベリーニ広場からサン・シルヴェストロ広場までのバス通り)にある無印良品。


なぜか薄暗く、エアコンが効いていなくて加湿器が炊かれてアジアっぽい空気感が出てましたね。二人は結構来るらしくて良く知ってました。






久しぶり&今回の旅行で初めてのスペイン広場。人の多さは相変わらずですが階段に座ることも出来なくなって取り締まりの警官が何人もいるのが『平和な仕事だよ』とフランチェスコ。まあその通りなんですが(笑)。



この職業の人たちの傾向として3人以上で必ずおしゃべりしています。



それは立場が少し違っても同じようです(笑)。







預かってもらっていたものを引き取るのと最後の挨拶にジャックに会いに。

ジャックも菓子職人には違いないので今朝方のバールのスイーツ類のことで意気投合。






どうでも良いんですがジャックの店のエアコンの名前がHOKKAIDOって。そりゃ効きそうな名前(笑)。

何回も邪魔したね、ありがとう、ジャック。







予約してくれていたレストランでランチです。


繰り返しになりますがここもほぼ毎日通っていた道に面しているにもかかわらず知りませんでした。

フランチェスコのソムリエ友達のお店です。





場所柄観光客9割、8分ローマ以外のイタリア人、2分ローマ人の客層らしいのですがローマ料理専門店です。







ビオワインが好きなソムリエさんらしく勧めてくるのはすべてラッツィオの自然派ワイン。やさしく滋味溢れるものばかりでした。



塩気がガツンと来ましたが今回の旅行でも1,2を争う気に入った食べ物。アッラ・グリーチャ。シンプルだけど歯応えと温度が抜群のタイミングで出された満足感は最高の一言。

ご馳走様です。



Armando al Pantheon

http://www.armandoalpantheon.it/






今回街中でよく見かけたセグウェイですがこんな形のも。色々巧いことやってます(笑)。



フォンターナ・デッレ・タルタルーゲの伝説を話すのはチンツィア。


生まれてから100回は聞いたんでしょうね、オチまでキッチリ仕上がってます。




もうすぐ車に辿り着く手前で水分補給。みんな当たり前のように飲んでます。






家に着く直前に少し食べ物飲み物を追加するためにスーパーへ寄ります。


ご近所さんの散歩からの帰りに遭遇。名前を聞くのを忘れましたがとても大きくて強そうですが凄くスイートな彼。

ほんとにイタリアは犬を飼っている人が多くて羨ましいです。




帰ってきたら荷物が届いていたので何かと思ったら大量のワイン。

一緒に運び込もうと手伝ったら家ではなく階下の倉庫に搬入。



とても一般家庭だとは思えないワインセラーのその数5台。入り切らないものは箱ごと積んであるのは間違いなくうちの店より在庫は多かったです(汗)。


その中から何点かチョイスして今夜お披露目。





簡単な料理だといいながら手は抜かないチンツィア。



もちろんワインだけでは終わらないのがフランチェスコ(笑)。

最後の最後までご馳走様でした。

二人とも最高のホスピタリティで夢のような時間でした。











これで今回のイタリアの旅はお終いです。

帰りのフライトは順調過ぎてトピックスがありません。

香港の空港内が寒すぎたのと朝4時台のゲート前は誰もいなかったのが印象的です。






長いシリーズで中弛みしたところもあったでしょうがお付き合いありがとうございました。




書き切れなかった事だらけで残念ですが少しはイタリアの空気を感じてもらえたら嬉しいです。



もっと細かいことは臨場感溢れるお話が出来るお店のほうへ。




(完)

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